
vol.327
盛り上がりに欠けた!?南北首脳会談
韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領は2日、南北首脳会談のため徒歩で軍事境界線を越えて北朝鮮入りし、平壌の4・25文化会館広場で出迎えた金正日(キムジョンイル)総書記と握手を交わした。
2日正午前、盧大統領は平壌の人民文化宮殿広場で金永南(キムヨンナム)・最高人民会議常任委員長の出迎えを受けたあと、オープンカーで数十万人の市民が万歳を叫ぶ中、歓迎式典が行われる4・25文化会館までパレードした。盧大統領が金総書記に歩み寄って握手したが、2000年の南北首脳会談の時のように両首脳が抱擁することはなかった。韓国共同取材団によると両首脳は「お会いできてうれしい」と述べ合ったという。
この後、盧大統領は万寿台議事堂で金永南委員長と1時間40分にわたって、会談。夜は金委員長が晩餐会を主催し、金委員長は「われわれの前には祖国統一の新しい時代を開くという崇高な課題が残っている」とあいさつした。晩餐会の途中、盧大統領が突然、マイクを握り、「南北間の平和には欠かせないことがある。それは金総書記が長生きし、金(永南)委員長が健康でなければならないことだ」と述べ、出席者全員が立ち上がって乾杯に応じる“ハプニング”もあった。盧大統領と金総書記は4日、平壌での南北首脳会談の終了後、今後の両国の協力態勢に関する8項目の合意事項を盛り込んだ南北首脳宣言に署名した。