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vol.327
(2007.10/08-10/14)
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NEWS vol.327

力士急死問題で驚きの事実続々

 大相撲・時津風部屋の序ノ口力士、時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名・斉藤俊さん=が稽古後に急死した問題で、日本相撲協会の北の湖理事長は28日、文部科学省から事情聴取を受けた。
 北の湖理事長ら相撲協会幹部は同日、文科省を訪れ、渡海紀三朗文科相や松浪健四郎副大臣に対し公式に謝罪するとともに、経緯を説明。文科省は協会に対して、真相追及や関係者への処分を求めた。
 北の湖理事長は、処分は立件を待ってから下すという従来の方針を修正。「協会としても時津風親方から話を聴き、きちんと状況が把握できたら、立件までに対応しないといけない」と述べた。また、過去10年にさかのぼって類似事例を検証し、力士の指導に関する検討委員会に外部有識者を加える方針も表明した。
 1日には東京・両国国技館で時津風親方から事情聴取。時津風親方は「斉藤さんが亡くなる前日にビール瓶で額をたたいた」と暴行を認めた上、死亡当日には約30分のぶつかりげいこを課し、兄弟子が金属バットや約40センチの枝で斉藤さんの尻をたたいたことを認めたが、「『やってはいけない』と止めた」と釈明したという。倒れた後の救護措置については、「苦しそうだったため付きっきりで見ていた。様子が変わったので救急車を呼び、冷たいタオルで体をぬぐった」と説明した。
 時津風親方に「行きすぎ」の認識はなかったというが、北の湖理事長は「金属バットはいかがなものか。入門から2カ月の弟子に30分のぶつかりげいこもきつい。斉藤さんが亡くなった事実は重く、厳しく処分するのは常識」と語った。
 3日には武蔵川と伊勢ノ海の両理事らが、東京都墨田区の時津風部屋を訪れ、部屋付き親方や力士ら、時津風親方を除く部屋関係者18人全員に6時間に渡って事情聴取。伊勢ノ海理事は聴取後、「内容はいえない。4日に北の湖理事長(元横綱北の湖)に報告し、理事会でも報告する」と述べた。
 また同日、時津風親方はテレビのニュース番組に出演し、「本当に申し訳ない。(ぶつかりげいこで)私が判断を誤った」と釈明。斉藤さんをビール瓶で殴ったことについて「コン、と小突くつもりだった」。力士に暴行を指示したとされるについては「間違ってもない」と否定した。



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