
vol.331
デジタル好調で電機5社が過去最高の売上高
電機大手8社の平成19年9月中間連結決算が31日、出そろった。デジタル製品の好調や円安効果などで8社中5社が過去最高の売上高を記録し、本業のもうけを示す営業利益も5社が増益となった。ただ、製品価格の下落や米国経済の減速が業績に影響し始め、各社は慎重な姿勢を強めている。最終赤字から抜け出せなかった日立製作所に対し、かつて総合電機メーカーとして日立を追いかけた東芝と三菱電機は20年3月期見通しをそろって上方修正した。
自動車4社が過去最高
国内自動車大手8社が10月29日発表した平成19年度上半期の生産・販売・輸出実績によると、トヨタ自動車、ホンダ、スズキ、ダイハツ工業の4社の世界生産台数(国内、海外の合計)が上半期として過去最高を記録した。国内販売台数は8社すべてが前年実績を下回り、海外事業が業績を下支えしている実態が改めて浮き彫りとなった。
大手銀は最収益半減
大手銀行6グループの中間連結決算は、最終利益の合計が9000億円程度と、中間期としては過去最高水準だった前年同期のほぼ半分にとどまる見通し。サブプライムローン問題に関連した損失が合計1000億円近くに上った。