
vol.333
若者の半数が「恋人からの暴力」を経験
若い世代の男女の約半数は、恋人から精神的暴力を含むドメスティック・バイオレンス(DV)を受けた被害経験のあることが内閣府の調査で9日、分かった。携帯電話に関する被害が目立っており、コミュニケーションの手段として携帯電話が広く浸透していることがうかがえる。調査は今年9月、インターネットを通じて16〜29歳の男女を対象に実施し、358人から有効回答があった。
恋人から暴力の被害を受けた経験がある人は、男女ともに50%。主な内容(複数回答)は「恋人が急に機嫌が悪くなったり、いつも気を使わされる」(男性42.2%、女性25.4%)▽「行動を制限される」(男性18.8%、女性24.6%)▽「『ばか』などの言葉で嫌な思いをさせられる」(男性10.8%、女性15.4%)などだった。
携帯電話による被害経験については、「電話に出なかったり、メールにすぐ返信を出さないと怒られた」(男性45.3%、女性32.3%)▽「メールや着信・発信履歴を勝手に見られた」(男性17.2%、女性16.2%)などの回答が多かった。
また、女性だけが被害を受けているケースでは、「専用の携帯電話を持たされた」(3.8%)、「携帯電話のカメラで裸などの写真を撮られ、それを使って嫌な思いをさせられた」(2.3%)といった回答もあった。