
vol.333
セリエAサポーター死亡で暴動
不正問題のショックを振り払ったにみえたイタリア・セリエAでまたしても大事件が発生した。
発端となったのは11日。イタリア中部トスカーナでラツィオとユベントスのサポーター同士が衝突し、鎮圧にあたった警官隊が威嚇射撃。この流れ弾が26歳のラツィオサポーターに当たり死亡する事件が起こった。
これによりイタリア各地でサポーターによる暴動が発生。セリエAの試合もインテル−ラツィオ戦、ローマ−カリアリ戦が延期となり、アタランタ−ACミラン戦に至ってはキックオフこそされたものの、防護フェンスが破壊されるなどサポーターの暴挙は止まらず、開始7分で試合は中止された。
サポーターの暴動はローマ警察署や五輪委員会などスタジアム外でも発生し、一部逮捕者には反テロ法が適用されるほどに社会問題となった今回の死亡事件。中止となった試合は12月5日に開催されるが、「カルチョの国」の混乱はしばらく終わりそうにない。