
vol.333
「最後の挑戦」高橋が半年ぶり帰国
女子マラソンの高橋尚子(ファイテン)が10日、成田空港着の飛行機で合宿先の米・ボルダーから約半年ぶりに帰国。「最後の挑戦。22年間の集大成として足りないところを個条書きにして取り組んできた」と、笑顔を振りまいた。
標高4300メートルでの練習や、新たにスポーツジムに毎日通い、エアロビクスや筋力トレーニングなどにも取り組んだ。その結果「腕の振りなど上半身をうまく使えるようになった」という。ただ新しい試みをしたこともあって「(すべてを)やれたというところまでたどり着けなかった」ことが東京回避の理由だ。
残るレースは来年1月の大阪と3月の名古屋。「完璧に仕上がるのはどの時期かを重視したい」と高橋。練習時間を多く確保できるのは名古屋だが、ハーフマラソン日本記録保持者の福士加代子(ワコール)らライバルの動向も影響しそう。どちらにしても「あきらめなければ、夢はかなうことを分かってもらえるような走りをしたい」と訴えた。