
vol.334
U-22代表が4大会連続五輪出場
サッカーの日本男子が4大会連続の五輪出場を決めた。
U-22代表による北京五輪アジア最終予選で、日本はサウジアラビアと最終戦を行い、0−0で引き分け。日本は勝ち点を11とし、同9のサウジを上回った。勝ちか引き分けで五輪出場が決まる日本は好機を生かせなかったものの、サウジの猛攻を堅守でしのいだ。
4万2913人の観衆が見守った国立競技場が五輪切符を得た歓喜に包まれた。反町康治監督は両手を遠慮がちに広げて3度、宙を舞った。歓喜の輪の中で、選手たちからペットボトルの水で祝福され、会見の第一声は「寒いです」。結果を出し続けながら、批判の矢面に立ち続けた指揮官が、うれし涙を必死にこらえた。「これから北京五輪に向けて準備をする。課題はたくさんある」と反町監督。ようやく世界の舞台に向け“スタートライン”に立った反町ジャパンが、本番までにチームの完成度をいかに高めることができるか。就任当初から、熱い気持ちと揺るがぬプライドを選手に求めた指揮官の真価がこれから問われることになる。