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11月18日、東京国際女子マラソン、野口みずきが2時間21分37秒の大会新記録で優勝(2007年 ロイター/Yuriko Nakao)
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vol.334
東京国際女子マラソンで野口が復活V
北京五輪代表選考会を兼ねて行われた東京国際女子マラソンが18日行われ、アテネ五輪金メダルの野口みずき(シスメックス)が2時間21分37秒の大会新記録で初優勝し、五輪代表の座を確実にした。
野口は初マラソンの02年名古屋、03年大阪に続き、国内主要3大会の全制覇となった。2位はサリナ・コスゲイ(ケニア)で、日本人2番手の4位に尾崎朱美(セカンドウィンドAC)が入った。前日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)は7位に終わった。
野口は日本記録を樹立した一昨年9月のベルリン以来のマラソンだったが、序盤から渋井とともにレースをリード。強い向かい風もありスローペースで推移し、15キロ過ぎにはコスゲイを含む3人に絞られた。25キロを過ぎてペースアップし、29キロ過ぎに渋井が脱落。36.5キロ付近で野口がスパートして独走態勢を築くと、そのまま逃げ切った。
女子マラソンの五輪代表枠は、既に世界選手権銅メダルの土佐礼子(三井住友海上)が内定し、残り2枠。日本陸連の沢木啓祐専務理事は「野口は今回の走りで(選考材料としての)マイナス面は見られなかった」と語っただけに、アテネ五輪女王の実績からも代表が当確となった。
正式には来年3月の陸連理事会などを経て決定されるが、残り1枠を来年1月の大阪、3月の名古屋で争う形。沢木専務理事は「選考は記録と順位と若干の中身」と説明。記録の出にくいとされる東京で野口が好記録をマークしたことから、残る2レースでは勝敗はもちろん、記録を狙うことも必要になる。
なお7位と惨敗した渋井は残りの代表選考会にも出場しないという。