
vol.335
生保大手9社の上半期は大幅減収
日本生命保険など生命保険主要9社の平成19年度上半期(4〜9月)業績が26日、出そろった。保険金不払い問題の社内調査などに各社とも足をとられたことから、新契約保険料が9社合算で前期比16.8%減と大幅に落ち込んだ。一般企業の売上高に相当する保険料等収入も2.8%減で、不払い問題が経営を直撃した形となった。
日本生命の筒井義信常務執行役員は会見で「不払い問題の対応を優先したため新規契約が大きく落ち込んだ」と述べた。
新規に獲得した保障額を示す新契約高では、日本生命が49.5%と大幅に落ち込んだのを筆頭に8社で減収となった。日本生命は第一生命保険と住友生命保険に逆転され、初の業界3位に転落。不払いの社内調査に経営資源が割かれ、営業職員の新契約の獲得活動に影響が出たほか、営業職員の評価も従来の新契約獲得に加えて契約後の見直しなどを重視する体系に変えたのが響いた。