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12月11日、ルジェリアの首都アルジェでアルカイダによる犯行とみられる2件の自動車爆弾攻撃が同時に発生。写真は被害現場で写した国連の旗(2007年 ロイター/Louafi Larbi)
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vol.337
やまぬテロの嵐
アルジェリアで国連施設が被害
ロイターによると、アルジェリアの首都アルジェで11日、アルカイダによる犯行とみられる2件の自動車爆弾攻撃が同時に発生し、少なくとも26人が死亡、国連施設が被害を受けた。
攻撃は、1990年代の内戦時代以来最悪の規模。
また内務省によると、爆発はいずれも自動車爆弾によるもので、UNHCR事務所前と市中心部に近い憲法裁判所付近で発生。UNHCR前での爆発は自爆テロだったという。同事務所は大使館や外国企業の事務所が多い地区にあり、警備は厳重だった。市中心部の爆発では、スクールバスが巻き込まれ、学生多数が死亡した。
アルカイダ系勢力「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」は、イスラム教のウェブサイトで、メンバー2人がアルジェリアで爆弾攻撃を実行したと述べた。
声明とともに、自爆攻撃の実行犯として、2人の人物が自動小銃を構えている画像が掲載されている。声明文の信ぴょう性について、独立機関による確認は行われていない。
公式発表では、死者数は26人となっているが、ある保健当局筋は67人としている。
レバノンでは次期軍司令官候補のハッジ准将がテロ死
レバノンの首都ベイルート近郊のバーブダ地区で12日朝、次期軍司令官への就任が最有力視されていたフランソワ・ハッジ准将の車列のそばで大きな爆発があった。レバノン治安筋は、同准将ら5人が死亡したとしている。自動車爆弾による犯行とみられる。
レバノンでは、米欧の支援を受ける“反シリア派”の与党と“親シリア派”とされる野党が対立し、政情が混乱し、国会での大統領選出は8回にわたり延期され、11月下旬から大統領不在となった。フランスなどの仲介で、スレイマン軍司令官が大統領候補となり、17日に国会投票が行われる予定となっていた。