
vol.337
橋下弁護士が大阪府知事選出馬表明
来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が12日、大阪府庁で記者会見して「立候補すること決意をしました」と述べ、正式に出馬を表明した。共産党を除く各党の推薦を求めており、自民、公明両党は橋下氏を推薦する方向。
これに対し民主党は、阪大大学院工学研究科教授の熊谷貞俊氏(62)に出馬を要請。このほか、弁護士の梅田章二氏(57)が共産党推薦で出馬を表明しており、三つどもえの戦いになりそうだ。
会見で橋下氏は「大阪が元気がない、明るくないというニュースをみて、先頭に立ってやろうという思いが募った」と話した。橋下氏は「職員が汗をかき、子供が笑える大阪にしたい」と強調。給食導入など教育・子育て支援に予算を重点配分する考えを示し、中小企業の技術を生かした経済活性化を訴えた。
太田房江知事(56)が「政治とカネ」をめぐる問題発覚で3選出馬を断念した3日以降、自民党府議らが橋下氏に出馬を打診。当初は「出馬する意思はない」と辞退していたが11日、出馬に転換。その理由を「政党の要請を受けて断ったら、38歳の自分としては生意気なので、当初から話はなかったというコメントを出した。うそといえばうそだった」と釈明。出馬に踏み切るにあたり、タレントの島田紳助さんや、やしきたかじんさんの後押しがあったことも認めた。
また、出演番組の調整がつかず「何日に出馬表明すればご迷惑かけなくてよいのか、ぎりぎりまで探り、もやもやとした気持ちだった」と、胸の内を明かした。
橋下氏がレギュラーや準レギュラーの番組は10本。民放連は、立候補予定者は告示の最低1カ月前から出演をやめるべきとの見解を示している。このため、毎日放送は13日放送のグルメ番組で、橋下氏が映らないように編集し直す作業に追われた。関西テレビは14日に放送する番組の撮り直しができないため、ほかの番組に差し替え、次週と次々週は出演者を変更して、改めて番組を収録する予定という。