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vol.338
(2007.12/24-2008.01/06)
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NEWS vol.338

韓国大統領選で保守の李明博氏が勝利

 韓国大統領選挙は19日、投開票が行われ、最大野党ハンナラ党の李明博(イミヨンバク)氏(66)が与党系、大統合民主新党の鄭東泳(チヨンドンヨン)氏(54)に大差をつけ圧勝した。李氏は経済界出身の初の大統領となる。保守政権への交代で金大中(キムデジユン)政権以来の北朝鮮への「太陽政策」は、実利・相互主義へ転換し、米韓、日韓関係は国際協調路線への見直しが確実で、朝鮮半島情勢への少なからぬ影響が予想される。新大統領の就任式は来年2月25日。
 李氏は19日午後10時前にハンナラ党本部で「国民に心から感謝する」と勝利宣言。李氏は、過去10年で沈滞した「経済の再生」と実利主義を最優先に訴え、この1年にわたり人気度トップという異例の独走態勢だった。
 この李氏の圧勝を受け、日本政府は盧武鉉大統領の反日的政策の下で冷え切っていた日韓関係が改善に向かうことに期待を示した。町村信孝官房長官は19日夕の会見で、新大統領について「大切な隣国であり、より一層日韓関係がいい方向に発展できるよう期待している」と述べた。その上で「6カ国協議への姿勢、取り組みがどういうふうに変わってくるか注目している」と語った。
 またブッシュ米政権は、金大中、盧両政権から保守政権へと移行することを基本的に歓迎。ケーシー国務省副報道官は19日、記者団に対し、「当選を祝福するとともに(核問題をめぐる)6カ国協議などで協力していけることを期待している」と述べた。
 一方、中国筋は19日、李氏が当選したとしても、中韓関係に大きな変化はないと指摘。しかし、新政権が「米国寄りの政権になる可能性もある」と懸念しており、中国が北朝鮮との関係を再び強めざるを得ない局面が現れると述べた。



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