
vol.338
欧州復権! ACミランがクラブW杯制覇
クラブW杯は16日、横浜国際総合競技場で決勝戦が行われ、欧州代表のACミラン(イタリア)が南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)に4−2で勝利。欧州勢の優勝は、トヨタ杯から同大会に移行して以来初めて。
マルディーニ主将が優勝カップを掲げた瞬間、歓喜は最高潮に。「今までの苦難の道のりを、いい形で終えることができた」と、アンチェロッティ監督は喜びをかみしめた。
試合は前半こそ互角だったが、後半はスピード、技術ともボカを圧倒。守備的なイメージが強いイタリアサッカーだが、初戦の浦和戦以上の攻撃サッカーを披露した。この試合は、ボカにPK戦で敗れた03年トヨタ杯の雪辱戦でもあった。そのために、39歳のマルディーニが引退を1年延ばしたほどだ。カカは「リベンジという言葉は好きじゃない」とクールだが、リベンジへの思いが実力以上の得点差を招いたことは間違いない。
「忘れられない1年になった。だが、それが再現できないとは言えない」と、指揮官は早くも連覇に照準を合わせる。欧州では依然として評価が定まっていない大会ではあるが、カカの子供のようにはしゃぐ姿が、ミランがいかにこのタイトルを欲しがっていたかを物語っていた。