
vol.339
鹿島が天皇杯で08年「一冠」
アジア王者の浦和が1回戦で消えるなど、波乱の展開となった天皇杯。新年最初の栄冠を手にしたのは、復活を遂げた名門・鹿島だった。
1日、国立競技場で行われた決勝に進出したのは、Jリーグ覇者の鹿島とJ2に降格した広島。好対照な両チームによる元日決戦は、鹿島が王者の実力を示す内容となった。前半8分にDF内田が先制すると、その後は司令塔・柏木を累積警告で欠く広島を完封。後半ロスタイムにはダニーロが追加点を決め、クラブ通算11度目となる優勝を手中に収めた。
J1の逆転優勝時には“伏兵”といわれた鹿島だが、今回の天皇杯Vでその強さがフロックではないことを証明した格好だ。
来季はアジア連覇とJ1王者奪回を狙う浦和が高原獲得に動くなど、ライバルがさらなる脅威となることは確実。それでも世代交代を成功させ、着実に総合力を培ってきた鹿島が、全員サッカーで第2期黄金時代を到来させる可能性は高そうだ。