
vol.340
ハンド予選やり直し問題ようやく決着へ
ハンドボールの北京五輪アジア予選やり直し問題が、混迷の末に決着しそうだ。
国際ハンドボール連盟(IHF)は不可解なジャッジを理由に予選のやり直しを決定していたが、クウェートの王族が事実上、支配するアジア連盟(AHF)が5日、この決定そのものを拒否。AHF常任理事会メンバーである日本協会の渡辺会長には理事会開催の連絡もなかった。
AHFが公然と反旗を翻したことで、再び予選やり直しは宙に浮いた状態となったが、9日には渡辺会長が会見を行い、「AHFが拒否したので、IHFの管理下で開催されることになる」と語った。
その一方で、AHFはやり直し予選に参加した加盟国への処分を示唆するファクスを送付するなど強硬姿勢を崩さない。それでも渡辺会長は「AHFがどんな処分を下しても、それより上級のIHFで覆せる」との見通しを語っており、ようやくフェアな審判の下で五輪出場権を争う環境が整った。