今週のTOKYO HEADLINE
vol.340
(2008.01/14-01/20)
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Sports vol.340

スカパー!解説者が注目ポイント徹底紹介!

2008 FOOTBALL NAVI

 北京五輪にW杯予選、EURO2008。ビッグイベントが数多く控える今年のサッカーシーンは大きな盛り上がりを見せること間違いナシ。今回、スカパー!の人気解説者2人がTOKYO HEADLINE登場。欧州サッカー、日本サッカーの見どころや注目選手をナビゲートしてもらいました。

PROFILE 「ワールドサッカーダイジェスト」編集長時代から解説者として活躍。現在はプレミアリーグを中心に、欧州サッカーを担当
粕谷秀樹、欧州を語る。

■欧州サッカーの魅力
 欧州のサッカーは、国によってスタイルが違うところが大きな特徴です。イタリアでは攻撃、守備ともに高度で緻密な戦術を数多く用います。スペインではポゼッションが重視され、美しく勝利せよという部分を追求していますね。そしてイングランドでは、スライディングひとつで喝采が起きるようなパッションが求められているようです。いわゆる3大リーグだけでもこれだけの違いがありますから、欧州サッカーの魅力をひと言で語るというのは難しいですね。ただ、日本のサッカーに満足している方は、少しでいいから欧州サッカーに目を向けてみるのもいいと思いますよ。サッカー観、変わりますから、間違いなく…。
■欧州CL決勝トーナメント
 日本の期待が集まるのは、やはり俊輔のいるセルティックでしょう。ベスト16の中では最下層で、しかも対戦相手のバルセロナは優勝候補の一角です。セルティック、たたきのめされるかもなぁ。ただし、バルセロナのディフェンスも脆い部分がありますから、俊輔だけは通用するかもしれませんよ。柔軟なテクニックと左足のFKで一矢報いるどころか、バルセロナに冷や汗をかかせてほしいものです。
 さて、大会のカギを握りそうなカードは、ACミランvsアーセナルです。今シーズンのパフォーマンスから判断すれば、攻撃サッカーが花開いたアーセナルが有利でしょう。ミランのコンディション、悪すぎます。ただ、彼らの本拠地サン・シーロのピッチが“くせ者”なんですよ。太陽光線をさえぎる造りになっていますから、1年通してグチャグチャ。パスフットボールを掲げるアーセナルにとって、ボールのイレギュラーが頻発するサン・シーロは厄介でしょう。しかもミランは対戦相手の分析を得意にしていますし、CLの経験値でも上。若手が躍動するアーセナルと経験豊富なミランの一戦は世代交代という意味でも注目ですが、現王者を侮ってはいけません。
 そしてもう1チーム、マンUには個人的に期待しています。クリスティアーノ・ロナウド、ルーニー、ギグスが充実し、新戦力のテベスとアンデルソンが早々とフィットしたことで、攻撃陣は世界最強の破壊力を有しています。また、CLが再開するころには主力のスコールズ、ネビルが負傷からカムバックする予定ですから、選手層がさらに厚くなった状態でリヨンとの決勝トーナメント1回戦に臨めるでしょう。昨シーズンは準決勝に進出したものの、ミランに経験の違いを見せつけられました。当然、リベンジですよ。できれば決勝で──。
■EURO2008
 参加国のレベルが拮抗しているので、予想は大変難しいんですが、最大の注目点はイングランドが出ていないってことです(笑)。
 では、本題に戻りましょう。イタリアとフランスが入ったグループCは注目されると思いますが、頭半分ぐらいドイツ(グループB)がリードしている気もします。新旧交代がうまくいきましたし、何よりレーヴ監督の評価が非常に高い。考え方が柔軟で、人身掌握にも長けているそうです。ひょっとするとEURO終了後にビッグクラブが引き抜き、2009年はビッグイヤー(欧州CLの優勝杯)を掲げている可能性だってありますからね。ドイツ・サッカー連盟との契約は2010年までですが、そういった部分がアッサリ覆るのも、欧州サッカーの面白いところでしょう。


PICKUP PLAYER
 バルセロナ在籍時に引き続き、マドリーでも不遇の日々を過ごすサビオラですが、26歳とまだ老け込む年ではありません。出場機会が保障されたチームであれば、エース格として通用する実力は持っていると思います。マドリーに留まるべきではないでしょう。ただ、現段階で噂になっているのはボルトンへの移籍。このチーム、プレミアリーグの下位をさまよっていますからね。
 そして今年というより、いつも注目しているのがルーニーです。天性の得点力に加え、相手ボールになった時のレスポンスや味方を生かす術など、全体的にレベルアップしていますよ。
 さらにもう1人挙げるならトッティかな。現代のフットボールの中で、彼は特異な存在です。ローマ特有の“ゼロトップ”システムによって自由が認められ、この特権に応えて数多くゴールも記録します。昨シーズンは欧州全リーグの得点王でした。独特のムードと華があり、言いたいこともズバズバ言う。彼のようなタイプは貴重ですね。いわゆる優等生、大っ嫌いなんですよ。
PROFILE 川崎、神戸、福岡で監督を務めるなど、豊富な指導経験を生かした解説には定評がある
川勝良一、Jを語る。

■Jリーグの進化と課題
 Jリーグが発足してから15年が過ぎて、今では平成生まれの選手も出てきました。発足当時と最も違う点は、プレーはもちろんですけど、やはり選手の意識ですね。若い選手は堂々と世界と渡り合えるメンタリティーを持っている。それは非常にいいことだと思う一方で、海外クラブのように20歳前後の選手がチームを引っ張る状況がまだJリーグにないことには若干の矛盾を感じます。
 そういった世界に近いという意識と、実際のパフォーマンスとのギャップが埋まるにはあと何年かかかるかもしれない。日本サッカーはここ10年ぐらいで急成長を遂げましたが、いまだ海外に行くと「日本=経済効果」という声が多いんです。やはり日本がここから常にW杯に出て、海外に行く選手がレギュラーで何年もいる状況ができてこそ本物。これは、この先15年の日本サッカーの目標にもなってきますね。
■Jリーグ
 今年はW杯予選があるので、代表に呼ばれるメンバーが責任を持ってチームと代表の両方でパフォーマンスできるかどうかが注目されるシーズンになるでしょう。
 昨シーズンにアジア王者になった浦和と、Jを取った鹿島のスタイルは近いものがあると思います。どちらも現実を重視したサッカーというか、勝つことに対する能力の高い選手がそれぞれの仕事をしている印象です。ただし鹿島の場合、何人か主力が抜けてしまうと厳しい戦いになる。そのあたりの層の薄さは、浦和以外のチームが抱えていると思います。
 その他のチームで注目したいのは川崎ですね。ジュニーニョと東京Vから戻ったフッキという、J2の得点記録を持ったFWが2人同時にいるわけだし、後ろには中村をはじめとしたいいパサーがいる。今は熟成の段階に入っているチームだと思うので、来シーズンは安定した強さを見せるのではないでしょうか。
■岡田ジャパン
 サッカー観や走る必要性、ボールを動かす必要性といった、オシムさんの良い面は当然残すでしょう。若干変わるのはリスクを負ってでも攻めろという部分。オシムさんはリスクを負うタイミングや状況を理解できる選手を育てようとしていましたが、W杯予選で競っているチームと対戦する時、岡田さんは選手の理解なしにはリスクのあるプレーをさせることはないと思います。横浜Mでも札幌でも、岡田さんはディフェンスはハイプレスで、相手のプレーをさせないことも重要視していました。ですから攻撃とディフェンスに関しての大きな偏りはないチームになる可能性が高いでしょうね。


PICKUP PLAYER
 大分から浦和に移った梅崎に注目しています。彼は運動量があって、自分中心のプレーをしない中でも強引さを上手く出している。まだ波はありますけど、浦和でポジションを取ってコンスタントにプレーするようになれば面白いですよ。例えて言うと、梅崎はフランス国籍を取ったアフリカ系選手みたいな良さがあるんです。いきなりアフリカから来た選手は波があるけれど、フランスを経由すると規律が取れてくる。梅崎もそういった“フランス経由”の雰囲気がありますね。これから状況に応じてプレーを選択できる幅が広がってくれば、北京五輪世代では飛び抜けた選手になると思いますよ。
 その他の五輪世代では安定感のある水本(千葉)や、運動量の上がってきた柏木(広島)といったところ。ただ、本当はもっと五輪世代の選手が言われないとダメなんですけどね(笑)。
 上の世代を挙げるなら、個人的にはずっと遠藤(G大阪)はお金を払う価値がある選手だって言っていますし、あとは大久保(神戸)が海外のストライカーのようにコンスタントな仕事をすれば、もっと注目される可能性は高いと思います。
1月のスカパー!は必見サッカー番組目白押し!!

「nakata.net TV 2008 〜再会〜」
1月30日(水)21時〜22時30分他


 2006年のW杯ドイツ大会を終え、29歳という若さで現役引退した元日本代表・中田英寿。引退後は世界を旅する人生を選び、近年ではメディアの露出も極端に減ったため、「ヒデ」の素顔や本音を知る機会は少なくなっていた。
 そんな中、スカパー!の「nakata.net TV」がついに復活! 2000年7月7日にスタートした同番組は、ここでしか手に入れられない中田情報を伝えてきた伝説的番組だ。
 31日に放送される「nakata.net TV 〜再会〜」では、W杯以降の“空白の18カ月”が一挙に明かされる。金子達仁さんがナビゲーターを務め、アトランタ五輪をともに戦った前園真聖がゲストに登場。現役時代の思い出はもちろん、引退や仕事、旅、結婚観、そして未来について語り尽くした特別企画はサッカーファンなら必見!

「Jリーグリポーター座談会〜オンナのオフサイドトーク〜」
1月26日(土)21時〜22時30分


 スカパー!のJリーグ中継で活躍する女性陣が2008年シーズンの開幕前に一同に集結。ピッチや練習グラウンドで拾った取材のこぼれ話や試合中継中のハプニングなど、普通では知ることのできないさまざまなエピソードを大公開! 平畠啓史がMCを担当し、ピッチリポーターの「本音」に迫る番組で、気になるJリーガーの意外な素顔が明らかになるかも!?

パーフェクト チョイス Ch.183(スカパー!) スカチャン! ハイビジョンCh.800(e2 by スカパー!)■視聴方法 スカパー!/JリーグライブDX他 e2 by スカパー!/ Jリーグセレクション他

「UEFA Champions League07/08グループステージ総集編」
1月24日(木)19〜20時


 2月19日から決勝トーナメントが開幕するヨーロッパ最強クラブ決定戦・欧州チャンピオンズリーグ。欧州ベスト16をめぐるグループステージの激闘を60分に凝縮した番組が24日に放送される。グループステージをチェック済みの人も決勝トーナメントから“参戦”する人も、各グループの名勝負やスーパーゴールをプレイバックして、来るべき欧州決戦に備えよう!

【視聴に関する問い合わせ】スカイパーフェクTV! カスタマーセンター TEL:0570-039-888(10〜20時)【スカイパーフェクTV!公式ホームページ】http://www.skyperfectv.co.jp/


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