
vol.341
小沢代表が政権交代に「政治生命かける」
民主党は16日、横浜市内で定期党大会を開き、「早期の解散・総選挙にまっしぐらに進んで勝利し、民主党中心に小沢一郎政権をつくることで政権交代が実現するよう、一致結束して全力で決戦に挑む」とする平成20年度活動方針を採択した。
小沢代表はあいさつで「総選挙決戦で政権を変えて、『国民の生活が第一』の政策実行と(政権交代がある)本当の議会制民主主義を定着させる2つの課題の実現に、政治生命をかける。政治家として最後の戦いだ」と明言。「他の野党と協力し政治決戦に勝利することを国民に約束する」と述べ、社民党、国民新党などと共闘して政権奪取を目指す考えを示した。
鳩山由紀夫幹事長は「衆院選挙区で最低でも150以上で勝利したい。重点支援態勢を組みたい」と述べた。また、18日召集の通常国会で揮発油(ガソリン)税の暫定税率全廃を目指すことを表明し、「地方に1円たりとも迷惑をかけずに暫定税率を撤廃する。大きな争点となる」と述べ、政府・与党との対決姿勢を鮮明にした。
小沢氏は党大会後の記者会見で、暫定税率をめぐって福田康夫首相ら政府・与党と協議するかどうかについて「ないと思います」と述べ、応じない考えを示した。
また山岡賢治国対委員長は街頭演説で暫定税率維持に関する歳入関連法案で、与党が衆院再議決に踏み切れば「(首相の)問責決議案を提出する」と明言した。
民主党は15日、次期通常国会で揮発油(ガソリン)税の暫定税率を廃止することを目指して、中堅・若手ら衆院議員約60人からなる「ガソリン値下げ隊」を編成した。結成式で、山岡国対委員長は「次期国会はガソリン国会であり、ガソリン解散を目指す」と強調した。与党が暫定税率維持のため関連法案の強行採決戦術をとってきた際には、値下げ隊がピケを張る実力行使も想定しており、菅直人代表代行は「民主党は(国会での)体を張った抵抗に強くないとの見方もあるが、大間違いだったと行動力で見せてほしい」と述べた。
16日の党大会終了後には早速、横浜市のJR桜木町駅前へ繰り出し、街頭遊説を展開した。
本会議退席批判には… 陳謝の意思なし&反論
小沢氏は、新テロ対策特別措置法が再議決された11日の衆院本会議を途中退席し、批判されていることについて「大阪府知事選の応援に行くと約束していた。選挙の約束は一番違(たが)えてはいけない。あの法案は国民にとり大事な法案ではないし、本会議の結果は目に見えていた。批判と言うが、よく分からない。国民は理解してくれている」と述べ、陳謝する考えはないことを表明した。
また党大会後の記者会見で、「党首の活動の自分なりの優先順位を決めている」と述べ、「首相や国務大臣は全部本会議に出席していないでしょ。それは批判せず、野党の私だと批判するの」と反論した。