
vol.341
シティの日興買収に影響
サブプライム関連で損失を計上した米シティグループ。日本では、三角合併を活用し日興コーディアルグループを完全子会社化する際の株式交換比率の算定期間を迎えているが、株価下落に加え、円高のダブルパンチで、買収コストが膨らむという痛手に見舞われている。
市場には、サブプライム関連の損失はまだまだ膨らむとの見方が根強く、日興買収を柱とした対日戦略の修正に追い込まれる可能性が高まっている。
シティ株が22ドルまで下落すると、両社が合意しなければ、三角合併が白紙となる契約となっている。現段階では、最悪の事態は回避できそうだが、保有する自社株を活用し、三角合併によって低コストで日興を完全子会社化するというもくろみは崩壊した。
(ビジネスアイ)