
vol.341
インドで28万円の超低価格車登場
インド大手財閥系のタタ自動車が発表した10万ルピー(約28万円)の超低価格車「ナノ」は、大きな話題となっている。タタがナノを投入するのはこれまでクルマに手が届かなかった層を取り込み、独走するスズキを止める狙いだ。ただ、メーカーには従来をはるかに上回る低コスト化だけでなく、安全性能などをいかに担保するかといった課題も立ちはだかる。
他社も手をこまねいているわけではない。急先鋒は日産・ルノー連合。インドの二輪車大手、バジャジオートと組み、2010年に3000ドルカーをインドやブラジルをはじめとするBRICs諸国に投入する計画だ。ルノーは04年発売の「ロガン」ですでに低価格車を投入。また、トヨタ自動車や米フォード、独フォルクスワーゲンなども現行を上回る低価格車の開発を進めている。