
vol.341
都内でガソリン盗頻発
世界的な原油高の影響でガソリン価格が高騰する中、東京都内で昨年11月初めから12月末にかけて、乗用車やバイクの給油口が壊され、ガソリンが盗まれるなどの被害が17件相次いでいることが11日、分かった。
警視庁捜査3課などによると、狙われているのは月極駐車場や団地、マンションの駐輪場で、把握しているだけで乗用車7件、バイク10件が被害にあった。ガソリンの平均価格は昨年11月に1リットル150円の大台を超えている。
給油口はドライバーでも簡単に開けられてしまうため容易に犯行ができるうえ、盗難防止策も壁際に寄せて駐車したり、何台か並べて駐車して給油口に人が近づけないようにするぐらいしかないのが実情だ。
足立区六月の都営団地駐輪場では、昨年12月6日夜、原付バイクの座席部分が壊され、ガソリン約4リットルが抜かれているのに所有者が気付いた。同区では同5日未明にも、セルフサービスのガソリンスタンドで、約50リットル(約8300円相当)を給油し、料金を支払わずに逃走されるケースもあった。
立川市や八王子市などでも同様の被害があるが、捜査幹部は「わざわざガソリン代をかけて盗みに行くとは考えにくく、いずれも近隣の人による単独犯ではないか。短期間でここまで被害が相次ぐのは初めてではないか」としている。