
vol.342
INTERVIEW
Perfume
“近未来テクノ・ポップ・ユニット”Perfumeが、2008年も止まらない。1月16日にリリースした両A面シングル「Baby cruising Love/マカロニ」がオリコンチャート初登場3位に入るなど、その勢いは加速度を増す一方だ。中田ヤスタカ(capsule)によるフロアライクな楽曲と3人の個性的なパフォーマンスが融合した“Perfumeワールド”は、ジャンルの枠を超えて支持層を急拡大中。そんな“最旬”のPerfumeを本紙が直撃。激動の2007年からニューシングル、そして今後の抱負を聞きました。
――大ブレークの2007年をひと言で振り返ると?
西脇綾香(あ〜ちゃん=写真右)「『驚き』ですね。こんなに幅広い方が私たちを『好き』と言ってくださるとは思っていなかったし、スケジュール帳がこんなに埋まっている状況にもビックリしてます。街中で自分たちの曲が流れているのを耳にしたり、歩いていたら『Perfumeの人だ』って言っていただけるようになったことも本当に驚きです」
大本彩乃(のっち=写真中)「サマソニのようなフェスに出させていただいたことも、うれしさより先に驚きでした。ロックアーティストでもないのに、こんな3人組が出られるなんて!っていう気持ちでいっぱいでしたね」
樫野有香(かしゆか=写真左)「これまでは自然とライブ中心の活動が多かったんですけど、『ポリリズム』の後からはテレビにも出させていただけるようになって。今でも実感はないですし、まだ夢の中にいるような感じです」
――2008年は「Baby cruising Love/マカロニ」から驚きじゃないですか? 「ポリリズム」のサウンドが耳に残っているうちに、「Baby〜」のスウィートで切ない路線に切り替えてきたのはちょっと意外でした。
あ〜ちゃん「中田さんはかわしてきましたね。ホント、うまいですよ〜。私たちにそんな余裕はひとつもないのに(笑)」
かしゆか「ただ逆に、あえてかわすのも手なんだなって教えてもらいましたね。今回はテクノ色が強くないから受け入れやすいし、いろんな人に親しんでいただける曲になったと思います」
――PVもこれまで以上に表情が豊かで、“素のPerfume”が出てますよね。
あ〜ちゃん「いつもは『笑わないで』とか『クールに』って言われて、常に扇風機がブンブン回ってる中で撮影をしていたんですけど(笑)、今回はそういうのがまったくなかったんです。正直、こんなキュートでいいのかな?っていう不安はありますよ。だからみなさんに『いい作品だよ』って言っていただいても、お世辞じゃないのかな?ってつい思っちゃうんですよね」
――謙遜し過ぎです(笑)。ところでもう1曲の「マカロニ」はR&Bテイストを取り入れた新境地になりました。
かしゆか「実は曲をいただいた時、ちょっと抵抗があったんです。いつものようなテクノっぽい音じゃないし、今までのPerfumeらしくない部分が多かったから最初は受け入れられなくて。でも何度も聞くようになってから、徐々に『いい曲なんだな』って分かるようになりました」
あ〜ちゃん「始めは歌詞の『マ・マ・マ・マカロニ』の部分がすっごい信じられなくて。なんでこんな…!?って最初は思ったんですよ」
かしゆか「真剣に『ここ、なくしてもいいんじゃない?』って言ってました(笑)。なのに今ではすっかり“マカロニ信者”です」
あ〜ちゃん「出来上がりをいただいた時も『やばい、“マ・マ・マ・マカロニ”入ってる〜』って思ったんですけど、家に帰って何度か聞いたら『すごくいい曲だ!』って気付いたんです。今回は2回、3回と聞くほど良さが分かってくる曲になったと思うので、ぜひ1回だけであきらめないで何回も聞いてほしいです(笑)」
――この2曲の“次”も楽しみになってきますけど、最後に2008年の目標をお願いします。
あ〜ちゃん「カウントダウンライブの時に宣言してしまったんですけど…。それは武道館でワンマンライブをやること。紅白歌合戦に出ることです!」
かしゆか「しかも武道館は普通にライブをするだけじゃなくて、アリーナをオールスタンディングにしたいんですよ! これまでPerfumeのライブはぎゅうぎゅうの熱い空間でやってきたので、武道館でも同じように盛り上がれるようにしたいんです」
のっち「この1年でテクノがもっと浸透して、武道館も実現できれば、紅白を見るようなお茶の間の人も興味を持ってくれそうですよね。もし去年出ていたら『(公共広告機構の)CM出てるからだよね』みたいに言われていただろうし、いい目標ができたから逆に出られなくてよかったと思っています」
あ〜ちゃん「本当に、今まであきらめていた“やりたいこと”をこうして口に出して言えるようになったのはPerfumeにとってものすごい進歩なんです。『ポリリズム』から半年ぐらいしか経っていないんですよ?」
のっち「サマソニなんて、とても口に出して言えなかったんですから!」
あ〜ちゃん「だからファンの人はもちろんですけど、Perfumeに希望を与えてくれたスタッフの方々にも感謝しています。今年の夏には飽きられてるかもしれないですけど(笑)、これからも自分たちが楽しくて、ファンのみなさんにも楽しんでいただけるような活動をしていきたいと思います!」
(聞き手/本紙・小池龍之)
New Double “A-SIDE”Single「Baby cruising Love/マカロニ」
発売中 通常盤(CD)1000円、初回限定盤(CD+DVD)1300円(ともに税込)
Live DVD「Fan Service〜bitter〜Normal Edition」 2月13日(水)発売 2800円(税込)
CD+DVD「Fan Service 〜Prime box〜」 2月13日(水)発売 3000円(税込)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
Perfumeの最新情報はhttp://www.amuse.co.jp/perfume/
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