
vol.344
プロ野球12球団キャンプイン! 注目ルーキーは初日から躍動
1日、プロ野球12球団の秋季キャンプが一斉にスタート。各球団が日本一へ向け動き出す中、注目ルーキーが早くも話題を振りまいている。
◇中田翔(日本ハム)◇
甲子園を沸かせたスラッガー・中田翔がキャンプ初日から怪物ぶりを見せつけた。フリー打撃を行った中田が、いきなり大爆発したのだ。
「気持ちよかったッス。結構、とらえられました。これからも思いきりいくだけです」
計36スイングで、なんと6連発を含む13本のサク越え。左翼後方へ運んだ2本の場外弾のうち1本は、遊歩道で弾んで砂浜へドスン。推定飛距離140メートルのスコアボード直撃弾など約300人のファンを魅了した。
「練習で拍手されたのは初めて」とはにかんだ中田だが、福良ヘッドコーチが打撃投手を務めた1度目のフリー打撃は苦しんだ。それでも最後の1球で左翼ネットを大きく揺らすサク越えを放つと、2度目のフリー打撃で本領を発揮。梨田監督が「思わず笑ってしまった」と相好を崩すほどのド派手な“デビュー”を飾った。
「(練習で)ホームランを打っても実戦で通用するか分からない」と中田。今後は紅白戦、オープン戦と、徐々にプロの世界を味わうことになるが、規格外の和製大砲が現れる予感が漂ってきた。
◇由規&加藤(東京ヤクルト)◇
東京ヤクルトはドラフト1巡目のルーキー、由規と加藤がそろってブルペンで競演した。由規の初日は捕手を立たせて41球。ボールを受けた捕手の福川は「速い球を投げる投手の球筋だった」。体力強化のメニューもそつなくこなした18歳は「ユニホームを着ると、気合が入る」と笑顔を見せた。
一方の加藤は、由規の投球に刺激を受けるように71球の投げ込みを敢行。「周りに刺激を受け力みすぎた」と本人は反省したが、高田監督は「2人とも勢いのある球を投げていた」と目を細めた。