
vol.346
This Week PICK UP
『4ヶ月、3週と2日』
ルーマニア発・2007年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作!!
謎めいたタイトルに隠された危険な秘密
2007年のカンヌ国際映画祭で、最も大きな拍手と最も名誉ある賞を授けられたのは、ルーマニアの新鋭監督クリスティアン・ムンジウが手がけた『4ヶ月、3週と2日』。映画祭開催国フランスのメディアは“ルーマニアはついに、ドラキュラとコマネチのイメージから脱却した”“これほど異論の余地のないパルムドールも珍しい”と大絶賛。物語の舞台は、中絶非合法だったチャウシェスク独裁政権時代のルーマニア。物語は、大学の女子学生寮の日常から幕が開く。ルームメイト同士の女子学生2人が、同級生や恋人らには秘密の計画を進めている様子。1人はしっかり者のオティリア。もう1人はちょっと気弱なガビツァ。実は2人がしようとしていることとは、オティリアの非合法中絶。この時代のルーマニアでは、中絶そのものが重大な違法行為。女子学生のちょっとした冒険、では済まされないのだ。そこに観客が気づいた瞬間、頼る者もない2人の女子学生の1日が、サスペンスフルに動き出す。独裁政治が物語の背景に暗い影を落としてはいるが、これは誰もが“知っている”物語でもある。次々とトラブルに見舞われながらも、向き合わなければならないときがある。友情のためなのか、反逆のためなのか、信念のためなのか――見る人によって答えは違ってくるだろう。
| STORY:その日、大学の学生寮で暮らすルームメイトのオティリアとガビツァは、朝から、ある準備に追われていた。オティリアは、ガビツァに言われたホテルへ向かう。ガビツァがしたという予約は取れておらず、別のホテルを探すはめに。次々と起こるトラブルに、なんとか対処するオティリア。ようやく準備が整ったとき、手配した男――もぐりの医者は言う「妊娠中絶は違法行為だ」。
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| 監督:クリスティアン・ムンジウ 出演:アナマリア・マリンカ、ローラ・ヴァシリウ他 コムストック・グループ配給/1時間53分/3月1日より銀座テアトルシネマ他にて公開 http://www.432film.jp/
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