
vol.346
東京マラソン2位の藤原が北京に名乗り
北京五輪の代表選考会を兼ねて行われた東京マラソン(17日)で、男子マラソン界に新風が吹いた。
諏訪利成(日清食品)や入船敏(カネボウ)ら有力選手が脱落する中、日本人トップの2位に入ったのは、一般参加で無名の26歳・藤原新(JR東日本)だった。
藤原は38キロ過ぎには右ふくらはぎがけいれんを起こすアクシデントに見舞われながら、冷静な走りで日本人トップのままゴール。2時間8分40秒というタイムも「満足できる」(日本陸連・沢木専務理事)もので、マラソン挑戦2度目の新星が一躍、北京五輪代表に名乗りを上げた。
代表枠の「3」をめぐる選考では、昨年12月の福岡で2時間7分13秒をマークした佐藤敦之(中国電力)が一歩リードし、昨夏の世界選手権で5位に入った尾方剛(中国電力)も代表入りが濃厚。今回の快走劇が評価された藤原は3番手につける格好となっている。
「五輪は物心がついたときからのあこがれ」と語る藤原の願いが通じるか、結論は最終選考会となるびわ湖毎日マラソン(3月2日)の後に出る。