今週のTOKYO HEADLINE
vol.346
(2008.02/25-03/02)
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広報の相山さんはなんと通勤にもハワイアナスを利用。「夏場はいいですよ!ただ、満員電車では踏まれないように気をつけないといけないですが」。同社のオフィスでは、室内履きとして女子社員に大人気だという。右手に持っているのは細身のはなおの「Slim Animals」。左手は定番の「Brasil」
TOKYO NEWS vol.346

TOKYO MOVE UP!
「東京から日本を元気に」するプロジェクトをTOKYO HEADLINEがサポート。東京の気になるトピックスをご紹介。

ブラジリアン“ビーサン”大ブームの兆し
2008年、東京の足元がブラジル化する

 日本ブラジル交流年、ボサノヴァが生まれて50周年と、2008年はブラジルづいている。東京に限らず、日本各地でブラジルに関連したイベントが計画されており、地球の裏側にあるこの国に注目が集まりそうだ。
 そのなかでも気になるのがファッションの領域。レオナルド・デ・カプリオが交際していたトップモデルのジゼルを筆頭に、数々のファッションピープルを送り出しているブラジルは、世界でも一目置かれているのだ。
 ブラジルが発信し、近年注目されているのが「havaianas(ハワイアナス)」というサンダル。日本人にとっては見慣れた“ビーサン”だが、かつて日本移民がが履いていた草履がモチーフとなり、ブラジルで育てられたこのサンダルは、ブラジルの国民的サンダルとなり、今ではジュリア・ロバーツやリンジー・ローハンなどハリウッドセレブを中心に世界中に普及。現在、年間2億足を生産、86カ国で販売している。
 日本には96年に上陸。当時は限られた種類しかなく、バラエティーショップなどで年間10万足程度が売れる状況だったが、2004年に状況が一転した。海外での人気に日本人バイヤーも目をつけ、ファッションコンシャスな若者から絶大な人気を集めるセレクトショップや百貨店が取り扱いを次々にスタート。売り上げはその3倍以上になった。現在では日本全国700店舗が取り扱いをし、東京だけでも143店舗がハワイアナスを売る。「ありがたい状況」とは、日本総代理店であるカメイ・プロアクト株式会社の大塚肇さん。
「大きかったのは、2003年の米アカデミー賞授賞式において、ノミネートされた人たちに、オスカー限定のハワイアナスをプレゼントしたことでしょう。アメリカにおけるプロモーションの一環でしたが、気に入ったハリウッドセレブたちがこぞって履きだしました。また、ブラジルの国民的サンダルですから、世界で活躍するモデルやミュージシャンたちも履いている。ハワイアナスを履いた彼らの写真が雑誌などに掲載され、折りしも日本においてもそうしたトピックスを扱う雑誌などが増えてきました。そうやって多くの目に触れることで今の状況に至っています」
 ハワイアナスが愛される理由は、これ以上そぎ落としようがないシンプルなデザイン、豊富なデザインやカラー展開、そして天然ゴム100%だからこその履きやすさにある。素朴なデザインはジーンズやスカートともマッチし、「オフ・ザ・ビーチ」(街履き)にも適している。スワロフスキーをあしらったリッチなデザインもあるが、基本的に価格は1050円〜と手ごろだ。
 ファッションに敏感な人たちはすでに取り入れているハワイアナス。4月には今年のニューラインも続々店頭に登場するという。今年の夏、東京の足元はブラジル化しそうだ。

日本ブラジル交流年とは…
日本の農村の貧しい状況を鑑みた大日本帝国政府は、農業労働者が不足していたブラジルへの移民を奨励。1907年に日本人を対象とした新移民法がブラジルで成立し、1908年に第1回日本人移住者を乗せた笠戸丸が出航した。日本人ブラジル移住100周年にあたる今年、移民の労苦をねぎらい功績を記念するとともに、両国の関係をさらに発展させようと「日本ブラジル交流年」に設定。日本とブラジルで日伯文化交流フェスティバルなどのイベントや、映画祭、展覧会などが行われる。


ファッションブランドも続々進出

 国民的サンダル「ハワイアナス」の健闘に加えて、ブラジリアン・アパレルや美容といったアイテムも日本上陸している。
 変わったデザインや豊かな色合いのアイテムで目を引く、ヴィーナスフォートの「ELLUS(エルス)」は、ブラジルファッションをリードする老舗ブランド。数々の連ドラでも衣装として使われ、「他では買えないデザイン」と客足も伸びている。「デニムが有名なブランドですが、日本ではワンピースがよく出ていますね。パーティー用、普段使いもできるものなどさまざま取り揃えています」(エルス)
 メディアの注目度は高いものの、ブラジル発ブランドとしての認知はこれから。来店して「ブラジルっぽくないですね」と、驚かれることも多いという。
 いいと思ったらブラジルだった? すでにファッションにおけるブラジル化が進んでいる。

【店舗】ヴィーナスフォート(お台場) 2F空のフロア【営業時間】11〜21時 【電話】03-3529-3378



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