今週のTOKYO HEADLINE
vol.347
(2008.03/03-03/09)
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TOKYO NEWS vol.347

東京(^_^)風景
TOKYO FUUKEI

江戸っ子なら春は梅!

♪梅は咲いたか 桜はまだかいな〜 妙に色っぽい江戸端歌の一節が頭をよぎるこの季節。昨年は、学問の神様として知られる菅原道真の子孫とされるレゲエ歌手のMetisが『梅は咲いたか 桜はまだかいな』というタイトルの楽曲を発売し、受験生の間で合格祈願ソングになったこともあったが、とにかく梅の季節到来である。花見といえば桜、が常道になって久しく、今では木に咲く薄桃色の花を見ても「これは梅か桜か?」わからないという情けない事態にも陥っている。分りやすい区別は、桜に比べて梅の幹はカクカクしていること。古来、掛け軸に描かれていたのはほとんど梅であったことを思い出すと、「ああ、小鳥が止まっていたあれね」と納得する。本来、花見の対象は梅だったという話もある。だから梅には、なんとなく色っぽい、粋なイメージがある。今も、湯島天神や亀戸天神、小石川植物園や世田谷の羽根木公園など、華やかに梅を楽しめるスポットはたくさんある。大人数で梅を見ながら楽しく盛り上がるのもいいが、今回紹介するのは、都心にひっそりと咲く千駄ヶ谷の『瑞円寺』の梅。この規模の寺で、ここまで色とりどりの梅が見られるところは都心ではなかなかない。寺の境内ゆえ、どんちゃん騒ぎをするわけにはいかないが、仕事の途中にちょっと足をのばせるところで、ほんの数分の梅鑑賞でリフレッシュというのもなかなかオツじゃないか。
 梅見が盛んにならないのは季節的にまだ寒いことも大きいが、今年は風は強いが思いのほか暖かい。江戸っ子なら梅! を実践するチャンス到来だ。



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