
vol.349
民主党予備選はオバマ氏がミシシッピー州でも勝利
[ワシントン ロイター]11日に行われた大統領選挙の民主党ミシシッピ州予備選は、オバマ上院議員がクリントン上院議員に勝利した。オバマ氏は8日のワイオミング州党員集会でも勝利しており、クリントン氏に対して、獲得代議員数(推定)のリードをさらに広げた。
クリントン氏は前週、大票田のオハイオ、テキサス両州でオバマ氏との対決を制し、両氏の指名獲得争いは激しさを増している。共和党では、マケイン上院議員が獲得代議員数を上積みし候補に確定した。
4月22日にはペンシルベニア州で予備選が実施される。代議員数は158人と、候補指名争いで最後の大票田となる。オバマ氏とクリントン氏は11日にペンシルベニア入りし、有権者に支持を訴えた。
ミシシッピ州は民主党員の半分以上が黒人。クリントン氏の支持者からオバマ氏について人種上の発言が出、両陣営の対立が過熱した。
1984年に民主党の副大統領候補だったジェラルディン・フェラーロ氏は、カリフォルニアの新聞とのインタビューで「オバマ氏が白人だったら、現在の地位にいられなかっただろう。オバマ氏が女性でも、現在の地位にはいられなかった。ラッキーなだけ」と述べた。
クリントン氏はフェラーロ氏のコメントには賛同できないとし「遺憾」と表明。ただ、オバマ陣営は、クリントン氏がフェラーロ氏を選挙戦から外すなどの行動をとっていないとして、反発を強めた。
[ワシントン 12日 ロイター] クリントン上院議員の選挙事務所は、フェラーロ氏が、陣営の財務担当から外れたことを明らかにした。スポークスマンが発表した。
ヒラリー氏の「副大統領指名構想」には「NO」
[コロンバス(米ミシシッピ州) ロイター]米大統領選の民主党候補指名を目指すオバマ上院議員は10日、ライバルのクリントン上院議員が、大統領候補となりオバマ氏を副大統領に指名する構想を繰り返し明らかにしていることについて、ばかげたアイディアだと批判した。
オバマ氏は、遊説先のミシシッピ州で「2位の者がどうして1位の者に副大統領候補指名を提案しているのか分からない。わたしが立候補しているのは副大統領ではない。米国大統領だ」と語った。
当選すれば初の女性大統領となるクリントン氏は前週、大票田のオハイオ、テキサスなど3州でオバマ氏に勝利して以降、オバマ氏との正副大統領コンビの構想を何度か示している。