今週のTOKYO HEADLINE
vol.350
(2008.03/24-03/30)
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INTERVIEW vol.350

ファーストアルバム「DIARY」をリリース

青山テルマ

切なさがつのる「そばにいるね」で大ブレークしたニューアーティスト、青山テルマのファーストアルバム「DIARY」が完成した。一度しか出すことができない1枚目のアルバムに彼女がこめた思いとは? 


―待望のアルバムが完成しました。どんな作品にしたいと考えていましたか?

 ファーストアルバムということで、この作品を通して、多くの人に聞いてもらった「そばにいるね」で聞こえたのとは違う青山テルマを知ってほしい、私のいろんな声を聞いてほしいという思いがありました。歌っていることにしても、全曲が実体験に基づいていて、自分が書いていない歌詞は私の歌詞のノートや日記を作家さんに見せたり、2時間喋りまくって書いてもらいました。すべての曲が私に近いというか、自分らしい曲ばかりになりました。タイトルを『DIARY』にしたのも、この作品が自分の日記みたいになったからなんです。

―ある意味、自分をさらけ出すということ。それに抵抗はなかったですか?

 自分の体験をみんなに言うことには怖い面もあるんだけれど、これだけ世の中に出てしまったのなら、開き直って、まあいいや〜みたいな(笑)。それよりも、アーティストとしても人間としてもみんなに身近に感じてほしいという気持ちのほうが強かったので、戸惑いはなかったです。このアルバムも、リスナーが「テルマに電話したいな」って感覚で聞いてもらえる作品になればいいなって思っているんです。

―そのためには、青山テルマをもっと知ってもらう必要がある。

 そう思います。仕事をしていない自分は、普通の20歳の大学生で、コンビニにも行くし、電車にも乗る。聞いてくれる人に私も同じようなことを考えてるんだってこと、普通の女の子なんだよって伝えたくて。アルバムには、これまで生きてきた20年間で経験した出会いだったり、友達の大きさだったり、夢に向かってぶつかる自分に向けた応援だったり、そういった曲が詰まってるんです。同世代の人は共感してもらいやすいと思うし、年上の人にはそういうこともあったって思ってもらえるだろうし、もっと若い人たちにはちょっと背伸びして聞いてもらえると思いますね。そうなったらいいなあって気持ちもあって、今の自分を伝えることを大切にして作りました。

―さて、すべて実体験ということで「Last Letter」という曲が気になるのですが…。この曲は「遠くから見守るよ」って手紙をもらって別れてしまいます。

 全体的にみると、歌詞はわりとすらすらかけたんですけど、この曲だけは10回ぐらい書き直しましたね。別れを告げられて、すごく納得いかないし、何度も電話して、なんでとか、どこがいけなかったの?みたいな。最後にはすごいストレートなものになりました。素直に書くことが一番楽しいんだってことに気づかせてくれた曲です。以前はきれいな日本語だったり、きれいな別れ方だとか、ポジティブに持っていこうとしていた自分がいたんだけれども、ありのままのほうが書いている意味があるなって。

―それで、実体験ということなんですが?(笑)

 あはは。この曲で書いた相手との別れはすごく引きずりましたね。高校生の時なんですけど、恋愛をするととことん恋に落ちるタイプなので、その人のことばかりになって、歌はまあいいか、ぐらいの気持ちになっていたんです。でも、別れることになって、すごく辛くて。それを、乗り越えられたのは音楽があったからでしたね、音楽があるから進めましたね。

―ハッピーな恋愛ソングもあっていいのではないでしょうか?

 楽しい、うれしいって、言葉にするのって難しいですよね。悲しいときや辛いときにはどんどん書けちゃうのに(笑)。「そばにいるね」は遠距離恋愛だし、「このままで」も恋愛しているんだけれどちょっと不安だったりっていう……。ポジティブな恋愛な曲がないな、っていうのを感じていて書いたのが、「DIARY」なんですよ。

―お話を聞いて、ファーストアルバムとは思えない完成度に納得できました。

 いろいろぶつかってますからね(笑)。まだデビューして半年ですけど、その間だけでもいろんなことがありましたし、それがあってこの作品になっています。

―これからどんな作品を聞けるのかと、期待も膨らみます。

 まだファースト、これからです。『DIARY』=日記は、ずっと続くもの。こらから青山テルマがどう変わっていくんだろうとか、どういう見方をしていくんだろう、どういう恋愛をしていくんだろうっていうのを見届けてほしいというのもあります。聞いてくれる方にもこれで満腹になってほしくないですね(笑)。




(本紙・酒井紫野)

ニューアルバム『DIARY』

初回限定盤 CD+DVD は3300円、通常盤は2800円(ともに税込)。3月26日(水)にユニバーサルJより発売。 初回限定盤についているDVDには、「そばにいるね」(青山テルマ feat. SoulJa)と「My dear friend」のミュージッククリップを収録。


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