
vol.350
日本選手権は三洋電機がリベンジV
16日、秩父宮ラグビー場で日本選手権決勝が行われ、三洋電機がサントリーに40−18で勝利。トップリーグのプレーオフ決勝で逆転負けした雪辱を果たし、初優勝した。
プレーオフ決勝ではサントリーに持ち味を発揮できないまま敗れた三洋電機が、雪辱に向けて取り組んだのが相手FWのモールへの対応。「今回は作らせず、作り直させない」(宮本監督)とタイオネらが激しくぶつかり、相手の長所を徹底して潰した。FWの奮闘にバックス陣も勢いづいた。前半に田辺、三宅がトライを奪い、後半も田辺のPGなどで確実にリードを広げた。
「日ごろやってきたことを貫き通せたのが勝因」。初めてつかんだ日本一に、宮本監督はむせび泣いた。
FWのセットプレーに力点を置くチームが多い中、「ボールが動くのが球技の醍醐味」と、あくまで宮本監督は展開ラグビーを貫く。「これから歴史を作りたい」。トップリーグ発足後の初タイトルは、新生・三洋電機の第一歩に過ぎない。