
vol.353
TOKYO MOVE UP!
「東京から日本を元気に」するプロジェクトをTOKYO HEADLINEがサポート。東京の気になるトピックスをご紹介。
音楽で夢を見る東京 interview
石井竜也×高杉さと美×東京ディズニーリゾート
「夢って、とてつもなく巨大なものじゃないんだ」
今年25周年を迎えた東京ディズニーリゾートは、このアニバーサリーイヤーを記念して、“夢よ、ひらけ”を合言葉に、さまざまなプログラムを用意している。このムードを盛り上げているのが、CMでもおなじみのテーマソング「魔法の鍵 〜The Dream Goes On」。この夢のようなバラードを歌うのが、石井竜也と高杉さと美だ。
「東京ディズニーリゾートってヒントをもらいに行く場所」というのは、石井竜也だ。米米CLUBで一世を風靡し、ソロでも数々の名曲を生み出したヒットメーカー。音楽以外でも、映画やデザインなどで才能を発揮。とてもアーティスティックな人である。
「米米CLUBは、ショー的な要素を一生懸命やっていたバンド。だから、ディズニーの持っているファンタジックなイメージは、目標にしていたというよりも、影響を受けたり、勉強させてもらうものでもあったんですよ。遊びに行くたびに、“ああ、こういう見せ方もあるんだ”って思わされました。ああいった完成されたショー形態って、日本ではディズニーぐらいでしょう。それに、ハードの部分でもずいぶん勉強させてもらっています。僕はリゾート内を走っている“ディズニーリゾートクルーザー”というバスが好きなんですけど、あのグレーと黒の色合いがとてもいいですよね」
東京ディズニーリゾートは、魅力的なキャラクターやさまざまなアトラクションを生み出して、夢のような時間と空間を訪れるすべての人にプレゼントしてきた。訪れた人は開園から4億人を超える。なかには何度も通っている人もいて、今もなお高い人気を誇り続ける。ディズニーの作り出す音楽の力によるところも大きいのではないか。
「音楽って空気じゃないですか。雰囲気っていう言葉をよく使うけれど、それって空気感のことなんですよ。空気感を作り出すものにはいろいろありますけど、そこには必ず音楽も入ってくる。音楽のよしあしで人の心、居心地のよさとか決まってくると思いますから。そう考えたときに、ディズニーの音楽ってすばらしい。映像とあいまって作っていると思うんですけど、音楽だけでも一人歩きできているし、古くならない。普遍的なものを着実に作り上げている。それだけじゃなくて、映画で見ていると分かるんですけど、分かりやすい曲だけじゃなくて、本物感があるのもしっかりと作っているし、ホント手抜きがない」(石井)
「メロディーだけでもその人の気持ちが感じ取れる、自然と理解できる。それって、ディズニー音楽の魅力ですよね」(高杉)
ウォルト・ディズニーの想い、音楽に託す
「魔法の鍵〜The Dream Goes On〜」
アニバーサリーを記念して登場したのが、テーマソング「魔法の鍵 〜The Dream Goes On」。ファンタジックなバラードで、“夢あふれる場所、胸の奥にある夢をひらく魔法の鍵のある場所”というメッセージを詰め込んでいる。もともと英語で書かれていたものを、石井が日本語詞を書き起こした。
「夢ってね、僕はこう思うんですよ。人生に思っている夢って言うのはとてつもない巨大なことではないんだ、と。魔法の鍵で夢のドアを開けたときに、最初から大きな夢はなく、まずそこにある夢を拾ってみよう、その次、遠くにあった夢も目の前にあったっていう、のじゃないかなって。ウォルト・ディズニーさんも同じようなことを言っていて、“夢を現実にするのは人である。夢見ることができれば、それは実現できる”っていうね」(石井)
「ウォルト・ディズニーの人生は、客観的に見ても、なんでこんなに風当たりが強いんだってほど大変なんです。『白雪姫』を作るときにも周りから反対されたり。でも、一番大切なのは、好きなことを純粋に好きだからやりたいという、その気持ちなんだなあって。私も、こうやって好きな音楽をさせていただいていて、時には悩んだりすることもありますけど、それでもやっぱり楽しんですよね。歌っているときに、そういったことを考えさせられて、自分も気持ちが引き締まりました」(高杉)
テーマソングのオファーを受けたときの感想を聞いたとき、「もう夢心地」(石井)、「1つの夢が叶った感じ」(高杉)と、2人は笑顔で話した。夢を見ることの大切さ、いつか夢は叶うということを体感した彼らが歌うメッセージは、より多くの人の元へと響き、笑顔を届けてくれることだろう。
「魔法の鍵〜The Dream Goes On〜」は、Walt Disney Recordsより4月16日に発売。1050円。
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