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写真:左からNTTドコモ 特別顧問 魚谷雅彦氏(日本コカ・コーラ会長)、代表取締役社長 中村維夫氏、執行役員 荒木裕二氏
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vol.355
ドコモが経営戦略を見直し「ロゴ」も一新
NTTドコモは18日、ロゴマークの変更や、経営戦略の大幅な見直しを発表した。新規顧客獲得を重視する路線から、既存顧客の満足度を上げるサービス向上戦略に転換する。シェアの減少が続くドコモだが、約5300万件の顧客基盤を生かし、反転攻勢を狙う。
ロゴは赤に少量のピンクを混ぜた色文字とし、「情熱と人の温かみを表現した」(中村維夫社長)。新スローガンは「手のひらに、明日をのせて。」とした。7月1日から全国のドコモショップなどで全面展開する。また、中長期の経営方針を示す「新ドコモ宣言」も発表。修理品の受け取り店舗を顧客が選べるサービスや、携帯紛失時に通信機能を使って端末を探す無料サービス、通信がつながりにくい場所には48時間以内に担当者を派遣するサービスなどを今夏から順次行う。
ドコモは、「番号ポータビリティ制度」導入や料金引き下げ競争で、他社に顧客を奪われる“独り負け”状態に陥った。3月には市場シェアが約10年ぶりに50%を割り込み、抜本的な営業のテコ入れを迫られていた。
「新ドコモ宣言」は成熟市場における携帯電話会社の役割を見つめ直し、拡大路線から契約者重視へかじを切った。役員は合宿で毎日、宣言を繰り返し朗読して心身にたたき込んだという。店頭で目立つ真っ赤なロゴマークはNTTの「親方日の丸」イメージを離れ、独自性を強めた。宣言や新ロゴは企業風土改革のきっかけであり、最終目標を示している。