
vol.355
前日首位も最終日に「緊張」
石川遼のプロデビュー戦は5位
東建ホームメイト・カップゴルフが20日に最終日を行い、プロ初戦の石川遼(パナソニック)は5位に終わった。石川は2日から首位を走っていたものの、最終日に失速。宮本勝昌(ハートンホテル)の逆転優勝を許した。
「地に足が着いていなかった」。自らを素直に見つめられる石川遼がいた。1番の第2打、「緊張でバックスイングが浅く入り、シャンクした」。打球は大きく右へ。そして寄らず入らずのダブルボギー。3番ショートも左に引っかけるなど、前日とは“別人”の遼は自滅していった。
「単なる緊張。緊張は自分が勝手にやることで、プレッシャーは“見えない力”。僕はその域まで行ってない。経験のなさ、精神的な弱さが出ました」
しかし屈辱は石川の未来へ向け、大きな糧になるはずだ。「昨年より確実に技術的にも体力的にも一回り大きくなってるね。優勝争いは経験が必要。何回かやればいけるんじゃない」。同組の手嶋多一が証言するように、15番から3連続バーディー。5位タイは見事な成績といえる。タイガー・ウッズが優勝したのはデビュー5戦目。まだまだ、石川には進化する時間がある。