
vol.367
大波乱の2レース制で新星・平手が優勝
史上初の試みとなる「2レース制」を導入したフォーミュラ・ニッポンの第5戦・鈴鹿ラウンドは王者が風格を見せ付けた一方で、新星が登場する大波乱のレースともなった。
予選総合トップに立ったのは帝王・松田次生(ローソン・インパル)。地元鈴鹿での勝利に期待がかかる中、5戦連続ポールポジションの新記録をラクラクと達成。松田はこの速さを「レース1」でも存分に発揮。スタートで出遅れたものの、あっさりトップに浮上、その後も危なげなく先頭を走り続け、レース1で優勝を果たした。
続くレース2、優勝した松田はグリッド8番手、レース1で8位だった本山(チーム・ルマン)がポールポジションにつく。しかし、スタート直後に多重クラッシュでセーフティーカーが導入される大波乱の展開。この中で好ダッシュを見せて躍り出たのが若手最有力候補の平手(TPチェッカー・インパル)だった。前を走る本山をかわしてトップに浮上し、そのままチェッカーを受け、初優勝を飾った。
スタートが増える分、見る楽しみも増えると導入された2レース制。今回は、その醍醐味・楽しさを証明することができたようだ。