
vol.367
北京五輪開幕まであと18日
サッカー代表発表!! 反町監督が“非情”の決断
日本サッカー協会は14日、北京五輪に臨む男子サッカー代表のメンバー18人を発表した。7日からの強化合宿に参加した水本裕貴(京都)、本田圭佑(VVVフェンロ)らが選ばれ、J2のため合宿不参加だった香川真司(C大阪)、負傷で戦列を離れていた長友佑都(FC東京)も入った。
メンバーは原則23歳以下で、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠は、体調不良の遠藤保仁(G大阪)の辞退で使わなかった。五輪アジア予選の主力でアテネ五輪代表のFW平山相太(FC東京)、MF水野晃樹(セルティック)、DF青山直晃(清水)らは外れた。
「北京で勝つための最強のメンバーを選んだ」と話した反町監督は、予選を通じた功績より伸びしろを重視して五輪で戦うメンバーを選んだ。「サッカーは後ろを振り向かず前進していかないと。予選で活躍した選手が多くいてつらいが、この18人を選んだ」と、“非情”の決断の裏側を明かした。
反町監督指揮下の公式戦30試合中22試合に出場し、昨年8月のアジア最終予選初戦のベトナム戦では決勝点を奪うなど攻守に活躍したDF青山直の落選はその象徴。反町監督は、「より伸びしろがあるやつ」と19歳の吉田を選んだ。
反町監督は今年、団結心などの精神面、複数の位置をこなす柔軟性など13項目もの選考基準を作った。「それに基づいて選んできた」合宿などの過程でFW平山、MF水野、DF伊野波(鹿島)ら、予選突破の功労者がふるいにかけられた。
またOA枠ではFW大久保(神戸)招集に失敗、中盤のリズムを変えられる遠藤も体調不良で辞退するなど不安は残る。
反町監督は22日からの長期合宿では攻守に人数をかける従来の戦術に加え、強化ポイントとして、得点源として有力なCK、FKの精度の向上を上げた。
男子五輪代表は、24日に豪州戦(神戸・ホムスタ)、29日にアルゼンチン戦(国立)の壮行試合を行い、来月7日に五輪1次リーグ初戦の米国戦を迎える。
平山は落選にも淡々
ロンドン五輪世代でただ一人、飛び級での代表入りを果たしたC大阪の香川は「世界にはこの年齢でも活躍している選手はいる。自分の持っているレベルが世界のトップに通じるか楽しみ」と本番を心待ちにした。
一方、前回アテネ五輪に“飛び級”出場し、予選でも活躍したFW平山(FC東京)が落選。5月のトゥーロン国際大会で外れてから招集がなかっただけに、“覚悟”はできていた様子。メンバー発表前に、「五輪は意識していない。選ばれなくても思うところはない」と淡々と話した。
米国陸連が北京代表メンバーを発表
[ニューヨーク ロイター]米国陸上競技連盟(USATF)は14日、北京五輪の代表メンバーを発表した。代表に選ばれたのは2004年アテネ五輪金メダリストのジェレミー・ウォリナー(男子400メートル)、ショーン・クロフォード(男子200メートル)ら全126選手。
世界陸上大阪大会優勝者のタイソン・ゲイ(男子100メートル、200メートル)、バーナード・ラガト(男子1500メートル、5000メートル)、アリソン・フェリックス(女子200メートル)、ブラッド・ウォーカー(男子棒高跳び)ら、15人の五輪メダリスト、31人の世界選手権メダリスト、10人の全米記録保持者を含む。
USATFのビル・ロー会長は、声明で「かつてないほど強力なチーム。短距離から長距離、フィールド競技まで幅広い分野でメダルの経験がある選手が集まった」と自信をのぞかせた。
米国陸上代表チームはアテネ五輪で8つの金メダルを含む25個のメダルを獲得している。
米水泳代表シャントゥー
こう丸ガン発覚も五輪出場
[サンフランシスコ ロイター]水泳の北京五輪米国代表のエリック・シャントゥーが、こう丸のがんと診断された。同国水泳連盟が11日に発表した。
シャントゥーは代表選考会の男子200メートル平泳ぎで2位に入り、五輪への切符を手にしているが、医師からは出場の許可を得ているという。
2004年のアテネ五輪選考会では惜しくも3位に終わり出場を逃したシャントゥーにとって、北京が初の五輪となる。