
vol.369
ハッスルツアーで坂田 VS TAJIRIが究極名勝負
7月27日、横浜文化体育館で開催された『ハッスル・ツアー2008〜7.27 in YOKOHAMA〜』で「ハッスルGP2008」の1回戦4試合が行われた。
メーンでは坂田亘とTAJIRIのハッスル軍同士の対戦が実現。戦前から「喧嘩では負けますけど、プロレスなら間違いなくあなたから3カウントを取りますよ」「経験が足りないんですよ」と坂田を挑発し続けたTAJIRI。言葉通り、坂田の直線的なファイトとは対照的なWWE仕込みのマットさばきで終始翻弄。試合をリードし続けた。坂田が攻勢に出るとリング下にエスケープ。たっぷりと間を取ったかと思えばハンドスプリング式エルボーアタックやタランチュラを繰り出すなど緩急自在の攻めを見せ、戦前の言葉を証明する展開に。
しかし坂田はパワフルなチョップで突破口を開くと、急角度のバックドロップ2連発などで反撃。最後は毒霧を狙ったTAJIRIにカウンターのスーパーキックを決め、そのまま倒れこむようにフォール。勝負を決めた。3カウントの途中から健闘を称えるかのように坂田の頭を抱えたTAJIRIの姿が印象的だった。
「新しい日本代表」としてリングに上がった越中詩郎は応援団長としてやってきたケンドーコバヤシをセコンドに付け、掟破りの逆ヒップアタックを繰り出したザ・モンスター℃にお返しのダイビングヒップアタックから高角度パワーボムで圧倒的勝利を収めた。試合後現れた高田総統には「いまどき、そんな格好、小学生でもやらねえぞ!」と言い放つと、呼び止めるのも無視して、さっさと控室に戻るなど、自らのスタイルを貫いた。
アン・ジョー司令長官と長尾銀牙のかつての師弟対決は“ふがいない弟子”だった長尾がで勝利を収め、恩返しを果たした。
8月23日に大阪府立体育館で行われる『ハッスルツアー2008〜8.23in OSAKA』で2回戦が行われる。