
vol.370
なでしこJAPANまさかのドロースタート
8日の北京五輪の開会式に先立ち、全競技のトップを切って6日、サッカー女子1次リーグが3会場でスタートした。「なでしこ」の愛称で知られる女子日本代表は日本選手団の先陣を切って1次リーグG組初戦のニュージーランド戦を行い、2−2で引き分けた。
世界ランキング10位の日本は同24位のニュージーランドに2点を先制される苦しい展開になったが、後半27分にMF宮間(岡山湯郷)がPKを決め1点を返すと、同41分にMF沢(日テレ)が3度目の五輪出場で初得点となるボレーシュートを決め、同点に追いついた。
格下のニュージーランドに前半、先制ゴールを許し、後半11分、不可解な判定でPKを奪われる苦しい展開。
1点ずつ返し、後半41分、ようやく、同点に追い付いたが、攻撃のスイッチが入るのが遅すぎた。
すべては立ち上がりの悪さが要因。「自分の足じゃない感じで、体も重かった」と沢は振り返った。
ただ、2点差をはね返して勝ち点1を得た粘りで、日本に底力があることも見せた。追いつかれるよりは、追い付いての同点劇だけに、次戦への勢いがチームに生まれたのは事実。
しかしこの引き分けで12日に行われるノルウェー戦の勝利は必須となった。