
vol.371
明暗分けたサッカー代表−女子は連続の準々決勝進出
サッカーの男女代表が予選リーグで明暗を分けた。
6日に行われた初戦のニュージーランド戦でよもやの引き分けスタートとなったなでしこジャパン。2戦目のアメリカ戦でも0−1で敗れ予選突破に黄信号が灯った中で行われた予選最終戦、12日のノルウェー戦で5−1と快勝し、2大会連続の準々決勝進出を決めた。日本は1勝1分け1敗の勝ち点4で3位。E組、F組の3位と合わせた3チームの勝ち点差で日本は上位2チームに入った。日本は0−1の前半31分に近賀のゴールで追いつくと、後半には大野、沢らが次々と決めて強豪を相手に逆転勝ち。“なでしこ”たちは土壇場で逆境での強さを見せつけた。
試合前にF組の北朝鮮が敗れたため、勝てば準々決勝行きが決まる。必死にボールを追い、体格で勝る敵にひるまず、全員が持ち味を発揮した。
一方男子は2連敗を喫し早々に予選敗退が決まった13日の最終戦も0−1でオランダに敗れ、3連敗。
3試合を通じて、1対1の場面では相手を抜ききれず、逆に敵には置き去りにされた。「攻守に人数をかける」(反町監督)対処法も、ひとたび守備がほころぶと簡単に失点し、得点力不足を補えなかった。
反町監督が望みながらも召集できなかった24歳以上のオーバーエージの問題、細切れにしか用意できなかった強化期間など、日本サッカー界が今後に課題を残した大会だった。