
vol.373
玉山鉄二タイで逮捕!? 連続ドラマ 『プリズナー』
玉山鉄二と大森南朋が、手錠をかけられて護送されようとしている。顔には無精髭で衣服もヨレヨレ。この場面はいったい…。
写真の場所は、タイ・パタヤ市近郊に建てられた刑務所のセット。玉山が主演するWOWOW連続ドラマ『プリズナー』(11月スタート)のワンシーンだ。同作は、無実の罪で投獄された日本人の実話を基にした脱獄劇。東南アジアのある国を舞台に、だましだまされの頭脳戦で監獄から脱出する元教師、圭吾(玉山)の戦いをスリリングに描く。タイ海軍全面協力の下、約1カ月のタイロケを敢行。映画並みのスケール感と日本版『プリズン・ブレイク』ともいえるクオリティーがそろった。
玉山は連ドラ主演3作目。圭吾をハメた裏社会に切り込む週刊誌記者を鶴田真由、怪しい異国の男を大森南朋、現地在住の通訳を佐田真由美が演じる。タイ人と日本人半々のスタッフ・キャストは計約100人。過酷な暑さだけに、体調悪化に備えて美人ナース隊も常駐し、玉山に「キュート!」とウットリの、にぎやかな現場だ。
もともとタイ好きで何度も訪れている玉山は、撮影前に1週間、バンコクに滞在し役作り。「復讐話ではなく、裏切られても光を求める男の話。人生の一部を描くようで難しいですが、がんばります」と骨太に演じている。一方、だまし合いの中心人物を演じる大森だが、自身は「だまされるほう。ネズミ講とかね」と頭をかき、佐田は「だますタイプ!」と小悪魔発言で共演陣を笑わせた。
玉山は、「アメリカ並みの予算はなくても芝居の努力と知恵で、麻薬のようなサプライズを加えて、いい意味で視聴者を裏切りたい」と抱負を語っている。