
vol.375
13年の空白埋める ジュリアナ東京 クレイジー!
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| ジュリアナ東京…1991年に世界最大級のディスコとして芝浦にオープンした、日本初の外資系のディスコ。フロアの両サイドに設置したお立ち台と呼ばれるステージ、体の線を強調するミニのボディコンスーツ、ジュリ扇と呼ばれる鮮やかな羽根で作られた扇子、そして女性のワンレングスなどが話題を集め、小学生もマネをするほどの社会現象になった。チーフDJを務めたジョン・ロビンソンの「ジュリアナズ・トーキョー」は流行語にもなった。音楽はテクノミュージックをベースとしたオリジナルサウンドで、ジュリテク、ジュリアナサウンドなどと呼ばれている。ジュリアナブームは93年にピークを迎えたが、翌94年8月に閉店した |
90年代前半に東京のナイトライフを席巻した「ジュリアナ東京」が6日、一夜限定でよみがえった。バブル時代の終えんに現れ、ボディコン、ワンレン、ジュリ扇などを生み出してその時代の象徴となったレジェンドディスコの復活だけに、イベント当日から各メディアが盛り上がりっぷりを報道。クレイジーなジュリアナパワーを見せつけた。
イベントの会場となったディファ有明には16時にはすでに入場を待つ人の列ができた。18時のオープンには、会場をぐるりと囲み、最後尾は最寄りの駅まで達するほど。主催者の発表によれば、会場に入れない人も含めて、全国から1万3000人が詰めかけた。
フロアもオープン時こそスペースに余裕があったものの、19時には思い思いの衣装で着飾った人たちで埋め尽くされた。ジュリアナ東京の象徴であるお立ち台やステージも人がひしめき合い、立っているだけで汗が流れるほど熱気でムンムン。レジェンドDJジョン・ロビンソンが登場すると会場はヒートアップし、「JOHN IS BACK!」と書いたボードを掲げて喜ぶ男性もいた。さらに、おなじみの「ジュリアナズ・トーキョー!」の雄叫びが響くと、色とりどりのジュリ扇がいっせいに振られ、取れてしまった羽根が会場をふわふわと舞っていた。
13年ぶりに復活したジュリアナ東京にやってきた人は、リアルタイムで通っていた人たちも見えたが、大部分が当時の様子を知らない世代。ジュリアナ東京がクローズした94年には未成年で入場できなかったというクラブ好きの30代女性は、「1つの時代を作ったジュリアナ東京を一度体験してみたかった」という。
イベント前には、服装や楽しみ方についてインターネット上でコミュニケーションする様子も見られていた。当日は3000円のジュリ扇が飛ぶように売れ、ボディコンスーツのレンタルサービスも早々にキャパシティーを超えた。
イベントには、「六本木〜GIROPPON〜」の鼠先輩やTRFも登場し、深夜まで盛り上がった。
今回の復活は、TRFや浜崎あゆみ、倖田來未らを輩出するエイベックスが創立20周年を記念するイベントの一環として開催したもの。今後も、ヴェルファーレ、ツインスター、マハラジャなど伝説のディスコがよみがえる。