
vol.376
アヴリル初ドームで夫とコラボ
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| 写真/田中栄治 Eiji Tanaka |
アヴリル・ラヴィーンが16日、東京ドームでライブを行った。ドームでパフォーマンスしたのは初めて。「すごくロックなパーティーにしたい」という本人の希望もあり、大塚 愛やアヴリルから楽曲提供を受けているPUFFY AMIYUMIも参加。観客3万5000人とともに、アヴリルの初ドームを盛り上げた。
イギー・ポップの「ラスト・フォー・ライフ」がフェードして、照明が落ちたのは20時。「キャー!」という声援に包まれてアヴリルは登場した。最初は、「ヘイ!ヘイ! ユー!ユー!」でおなじみの「ガールフレンド」。4人の女性ダンサーを従えながら、ステージを右に左にと動きながらパフォーマンスする。「カモーン! トーキョー!」と何度も叫び、手を振ったり、うなずいて見せたり、黄色い声を上げて熱い視線を送り続けるファンとコミュニケーションをとったりと客席をあおる。そのフレンドリーな姿からは、デビュー当時のストイックさが思い出せないほどだ。
最新アルバム『ベスト・ダム・シング』を持ってのツアー。2曲目もアルバム収録曲の「アイ・キャン・ドゥ・ベター」とアップテンポな曲が続く。「ゲンキ? トーキョー!」「ミンナサイコー!」と語りかけるアヴリルに、ほぼ満員のアリーナは総立ち。もちろんそのままアゲアゲというわけではなく、「マイ・ハッピー・エンディング」「ドント・テル・ミー」と初期の壮大なナンバーを披露。「この曲はすべてのファンに捧げるわ」と「アイム・ウィズ・ユー」を歌い上げた。
プロディジーのサウンドで踊るインターバルを挟むと、ピアノ弾き語りで「ホエン・ユーアー・ゴーン」をプレイ。途中、ビジョンに結婚指輪が光る左手がクローズアップされると「結婚してるの?」と驚く、新顔ファンの姿もあった。
1時間強の凝縮されたライブのなかで盛り上がったのは、代表曲「コンプリケイテッド」の時。「この曲は私にとってスペシャルな曲なの」とMCすると、ステージ中央に立ち尽くして、思い入れたっぷりにこのスペシャルな曲を歌い上げ、会場も大合唱になった。
アンコールは3曲。「ガールフレンド」のリミックスで再び幕を開けると、2曲目にはサプライズ! 「今日はとってもスペシャルなゲストが来てるのよ。その人は…」とアヴリルがなんとなくテレながら呼び込んだのは、夫でSUM41のデリック・ウィブリー。彼のギターで、SUM41の「イン・トゥー・ディープ」をセッションした。若いロック夫婦によるステージは思いがけないプレゼントだった。
ラストの「スケーター・ボーイ」まで、アンコールを含めて全17曲。アヴリルは、3万5000人のファンとともに全力疾走し、初めてのドームを成功させた。。