
vol.377
柴咲「卑猥な話に献身的に付き合いました」
映画『容疑者Xの献身』(10月4日公開 西谷弘監督)の完成披露記者会見と舞台挨拶が22日に都内で行われ、スタッフ・キャストが一堂に会した。
昨年の10月からフジテレビで放送され、ドラマ不況と言われる時代に平視聴率20%を超える人気を誇った月9ドラマ「ガリレオ」。その最新作となる本作では、原作に第134回直木賞受賞作品「容疑者Xの献身」を迎え、満を持してのスクリーン進出となった。
謎が謎を呼ぶ今回の映画について、TVドラマに続き湯川を演じる福山雅治は「映画出演自体も20年ぶり。しかも初の主役と、実はずっとプレッシャーでした。でもこの仕事をここまで長い時間続けてこられるとは思っていなかったので、逆に重荷に感じる仕事ができることは光栄です」とコメント。続けてドラマと映画の違いについて質問されると「ドラマの湯川には感情的なところがほとんど無かったので映画では一から(役に)取り組み直しました」とこの役に懸ける真摯な思いを熱く語った。
新米刑事を演じる柴咲コウは「TVドラマの撮影中に映画化の話を聞いてショックというか、ちょっとだけ思いがけない部分もあったのですが・・・」と昨今のヒットTVドラマ=映画化の波を憂いつつも「でも、出来上がった作品を見たら、原作に忠実な雰囲気でいい作品だな、と感動しました」と話した。さらに映画のタイトルにちなみ撮影中に“献身的にしたこと”を聞かれ「男性キャストたちの卑猥な話に献身的に付き合いました。男社会に揉まれるというのはこんな感じかと思いました」と爆弾発言! 「ちなみに誰が?」という質問が飛び出すと「北村(一輝)さんです」とその場にいない北村一輝が槍玉に上がった。
また、映画からの参加となり、湯川が唯一天才と認める男・石神を演じた堤真一は、福山との初共演について「ラジオを聞いていて身近に感じていたので初めてという感じはしなかったです。まあ天才同士?みたいな?」と役どころにちなんだ表現で会場を笑わせると、福山も「堤さんは普段はなれなれしい関西の普通のおっさん(笑)」とジョークで応じた。
西谷監督は、「この映画をヒットドラマのスペシャル版にはしたくなかった。ドラマの延長線でもあり、独立して見られるものでもあり、原作ファンも大切にしたいと思いました」と同作がさまざまな角度から楽しめるエンターテインメント作品であるとアピールした。