撮影協力:鉄板焼キュイジーヌ バンブーグラッシィ/撮影:今井七生
少女と鉄板焼き――。微妙なミスマッチにも思えるが、それがAira Mitsukiになるとミスマッチでなくなる。Aira and Iron。韻を踏むように、軽やかに楽しげに、Airaの食事の時間が流れていく。
鉄板焼キュイジーヌ バンブーグラッシィ
【住所】渋谷区恵比寿3-9-29 ピアハウス恵比寿B1【営業時間】ランチ:月〜金 11時30分〜15時、ディナー:17〜翌1時 無休【TEL】03-5739-0527
全10曲という、シングルの域はもはや超えたAira曰く「お得な」シングル『ロボットハニー』。9月リリースのアルバム『COPY』が「Airaの集大成的なものだった」であるならば、本作は「積み重ねてきたものもあるけれど、いろいろな意味で挑戦」だったという。
もともとテクノポップと見られてきたものの(次世代の、ではあるが)、その中身はどちらかといえばハードで、メジャーデビューの『チャイナ・ディスコティカ』からアルバム『COPY』まで、タイトルもハードテクノなイメージで通してきた。しかし、本作ではかなりJ-POPに寄った曲もあれば、バラードもありと入り口を広げた形となっている(反面、前作以上にマニアックでコアな曲も入っている)。また、キービジュアルを見てぎょっとしたファンも多いだろう、メジャーデビュー以来着用し続けてきたバイザーもはずし、素顔を見せた。「わざわざ隠してきたのに、見せちゃうの?って思った」そうだが、これもまた挑戦のひとつだったということ。
「ポップでかわいくて、こんな曲を歌えるの?とも思いました。恋愛を歌っちゃったりもするんですよ(笑)」
と照れたように話すが、彼女の狙い通り「いろいろな多くの人に聞いてもらえるように」、バリエーション豊かで楽しく、エキセントリックでチャーミングな仕上がりになった。
「もともとAiraは、やってきたことを変えるのが苦手なんです。でも今までとは違った方向性を見せることで、もっとたくさんの人が聞いてくれるようになってくれたらうれしいです」
オールドテクノファンにも、テクノ入門者にも、J-POPファンにさえもオススメできる1枚だ。
『ロボットハニー』 VUCD-35003 1050円(税込) 10月29日(水)発売