![]()
8月22日、東京・両国国技館。サンチアゴ(上)は5R、“宿敵”三崎にTKO勝ち(撮影・蔦野裕)
総合格闘技の「SRC14」が22日、東京・両国国技館で開催され、メーンで王者・ジョルジ・サンチアゴに三崎和雄が挑戦するミドル級チャンピオンシップが行われた。
両者は09年1月のミドル級チャンピオンシップで対戦。そのときは5R3分26秒、チョークスリーパーでサンチアゴが三崎を失神させ初代王者に輝いた。
試合は1Rから三崎が主導権を握る。2Rにはサンチアゴのスキを突きフロントチョークであわやの場面を作る。4Rには左フックでダウンを奪うと鉄槌の連打。ロープ際でパウンドのラッシュに出るとサンチアゴの体が大きくエプロンへ。これが故意に逃げたとみなされレッドカードが出されるなど、三崎の攻勢が続いた。しかし王者はしたたかだった。後がないサンチアゴはゴング早々パンチのラッシュで前へ。瞬く間にマウントを奪うとパウンドの嵐。なんとかしのぐ三崎だったが、4Rまでの攻防でスタミナが底をついたか、形勢を逆転することはできない。肩固め、スリーパーを本能だけでしのぐ三崎だったが、バックからのパンチの連打を浴び続け、危険とみたセコンドが残り29秒、タオルを投入。TKO負けで雪辱はならなかった。
日沖(右)はローソンを寄せ付けず貫禄の一本勝ち
5月に久々の修斗参戦でリオン武の持つ世界ミドル級王座に挑戦し、ベルトを奪取した日沖発が9カ月ぶりのSRC登場。イギリスで「ミスターイッポン」の異名を持つジェフ・ローソンと対戦した。
1Rゴング早々にジャンピングサイドキック、そしてパンチを振り回すローソンを軽くいなすと組み止めテイクダウン。グラウンドで完全にコントロールするや十字固め狙いから下からの三角絞めに移行し、鮮やかな一本勝ちを収めた。
昨年行われたフェザー級トーナメントの準決勝で金原正徳を破りながら、ドクターストップで決勝に出られなかった日沖。試合後には、金原をKOし、ベルトを奪ったマルロン・サンドロと試合後のリングサイドで握手を交わした。日本人フェザー級最後の砦とされる日沖とサンドロの対戦が期待されるところだ。
![]()