vol.474 0000年 00月 00日  更新

WWE日本公演でヨシ・タツが凱旋ファイト

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 米国のプロレス団体WWEが20、21の両日、東京・両国国技館で「WWE RAW presents サマースラムツアー2010」を開催した。

 リング上の試合、試合の合間の「スキット」、そして会場に詰めかけた観客すらも演出の一部として巻き込みながら繰り広げられる「エンターテインメント」は米国内はもちろん、世界各国で多くのファンを持っている。日本も例外ではなく、この2日間に合わせて2万970人の観客が足を運んだ。

 現在、日本人で唯一WWEに参戦しているのがヨシ・タツ。かつて新日本プロレスに在籍し、将来を嘱望されたレスラーだったが、08年、新日を離脱。WWEのスーパースターズへの仲間入りを目指し、渡米した。

 今回はヨシ・タツにとって初の凱旋試合となる。20日には日本でもおなじみで、元WWE世界ヘビー級王者のクリス・ジェリコとのシングルマッチでセミファイナルへ登場。21日はRAWチャンピオンであるジョン・シナとタッグを組んで、クリス・ジェリコ、フェーマス組とメーンイベントで対戦というビッグチャンスをつかんだ。

 20日のジェリコ戦。長く日本の団体でファイトしてきたジェリコにとっても凱旋試合。両者は“日本流”のハードなファイトスタイルで観客を手玉に取る。一進一退の攻防――に見えて、やはりジェリコが試合をリード。ヨシ・タツも得意技のハイキックで善戦するも、最後はウォールズ・オブ・ジェリコ(高角度の逆エビ固め)でギブアップ。試合後、感極まり号泣のまま四方に礼をし、リングを下りたヨシ・タツに温かい拍手が送られた。

 そして翌日のタッグマッチ。ヨシ・タツ以外の3人はタイトル戦線にからむなどRAWのメーンストーリーに乗る本物のスーパースターだ。ファンの声援を背にひるむことなく向かっていくヨシ・タツだが、相手に捕まりシナへのタッチもままならない。やっとのことでシナにタッチするも、またリングインするとローンバトルを強いられ、なかなか反撃には至らない。しかし2連敗で日本を去るわけにはいかないヨシ・タツ。フィニッシュを狙うシナをハイキックでサポート。シナがそのままシェーマスをデスバレードライバーで沈め、シナ、ヨシ・タツ組が大逆転の勝利を飾った。シナにうながされ、コーナーに登り勝利をアピールするヨシ・タツ。前日号泣したヨシ・タツだったが、この日は満面の笑みでファンにこたえた。

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