【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HEADLINE】コラボ企画 WEB連載[2]

ph_movie9900.jpg

東京から世界に発信!「ショートフィルム・フィーバー」

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011」が6月16日から開幕。映画祭開催の記念企画として、ヘッドライン・WEBでは、映画祭の注目情報を連載で紹介。短い時間の中にこめられたショートフィルムの無限の可能性を探ります。

あのハリウッド俳優も、この巨匠監督も!
お宝発掘!超豪華なショートフィルムたち

ph_movie9902.jpg

『廊下の彼氏』
別れた後も、元カレがずっと廊下に住み続けたら…?『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグが母性本能をくすぐる元カレを熱演!

ph_movie9903.jpg

『スティーブ』
とあるカップルの部屋を訪れた男・スティーブの目的とは?『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイが夢の競演!

 ショートフィルム(短編映画)と聞いて、学生が撮る低予算な実験映画と思う人もいるのでは? 確かに全国の映画館で公開される長編映画と違い見る機会の限られるショートフィルムだが、長編映画に劣らずハイプロダクションで、豪華な顔触れが参加する作品は、意外に多い。

 それらを大きく分けると「著名な映画監督・俳優が新人のころに撮ったショートフィルム」と、「今現在、著名な映画監督・俳優が撮ったショートフィルム」とがある。SSFF & ASIAでも、そういった、普段目にすることのない“お宝作品”を多数上映してきた。

 前者のケースでは、例えば2010年に米国アカデミー賞にノミネートされた『マイレージ・マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督。彼は2001年、SSFF & ASIAのオフィシャルコンペティションに出品し、観客賞を受賞した。その後『サンキュー・スモーキング』『JUNO/ジュノ』、そして『マイレージ‐』をヒットさせメジャー監督としての地位を確立。他にもこのコンペ部門には、『カンフーパンダ』などPixarで活躍するマーク・オズボーン監督や、『881 歌え!パパイヤ』のロイストン・タン監督など、現在第一線で活躍する監督たちの作品も数多く出品されてきた。

 後者のケースとしては、映画祭の人気企画「セレブリティショート」や「マエストロショート」といった作品たちがあげられる。今年は、『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督が全編iPhone4で撮影し、ベルリン映画祭短編コンペティション部門金熊賞を受賞した『波瀾万丈(Night Fishing)』や、ツァイ・ミンリャン監督が故郷のマレーシアで撮影したショートフィルム『マダム・バタフライ』が上映される。他にも『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファースと『パイレーツ・オブ・カリビアン』キーラ・ナイトレイが夢の競演を果たした『スティーブ』、『ソーシャルネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグ主演『廊下の彼氏』など、豪華俳優陣が出演する作品も多数上映。

 さらに、イタリア統一150周年を記念して実施する「イタリア特集」も見逃せない豪華なラインアップとなっている。現代イタリアを代表する女優モニカ・ベルッチ主演、『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督の『ハートタンゴ』や、2010年カンヌ映画祭主演男優賞を受賞したエリオ・ジェルマーノが主演の『ミツバチと風』、そしてイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督作『街の清掃人』などを上映。

 豪華かつ、レア感満点のショートフィルムが一堂に会する映画祭を堪能あれ。

ph_movie9901.jpg

★いよいよ6月16日(木)より開催!【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011】
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭が今年も原宿に帰ってくる! 今年は映画祭初の「3D部門」「CGプログラム」がスタート。6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催。 http://www.shortshorts.org

★「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」とは?
短いもので1分、長いものでも25分というショートフィルムを上映するユニークな国際短編映画祭。1999年に原宿で誕生し、今年で13回目の開催となる。世界中から毎年4000品以上の応募作品が寄せられるコンペ部門だけでなく、著名な映画人たちが参加する豪華作品も多数上映される。


【関連記事】

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[1]
【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[3]