メタル界のスーパースターがアニソンで水木一郎と対決?

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  日本のアニメソングをカバーする、米メタルバンドのアニメタル USAが来日し、12日、都内でデビューアルバム発売記念イベントを行った。会場には、アルバムでアレンジを担当したマーティ・フリードマンを始め、アニソンの顔・水木一郎もライブに飛び入り参加するなど、熱い一夜となった。

 『“アニメタル USA”世界デビュー・マッチ〜60分1本勝負〜』と題したイベントには、メタルファンやアニソンファンなどさまざまな層のファンが集結。リングを模したステージにバンドが登場すると、メロイックサインを高く掲げて、歓迎した。ライブでは、デビューアルバム『アニメタル USA』に収録されている『宇宙戦艦ヤマト』『残酷な天使のテーゼ』などを迫力のパフォーマンス、『マジンガー・メドレー』では途中から水木一郎も登場し、会場はヘッドバンギングと「アニキー!」「ゼェーット!」の歓声でヒートアップした。

  ミニライブ終了後、水木は「こんなすごいメンバーとやれるのに下手な歌ですいません……」と謝るなど納得がいかなかったようで、改めて『マジンガー・メドレー』をプレーするアンコールならぬサプライズもあった。

  アニメタルUSAのメンバーは、ボーカルはラウドネスの二代目ボーカルを務めたマイク・ヴェッセーラとギターはスピードキングことクリス・インペリテリ、ベースはルディ・サーゾ(オジー・オズボーン、ホワイトスネイク)、ドラムはスコット・トラヴィス(ジューダス・プリースト)。「アニメソングをカバーすることは最高だ!新しい体験だったよ!」とマイク・ヴェッセーラは興奮気味だった。

  15日にさいたまスーパーアリーナで行われる「LOUD PARK 11」に出演する。