初代女王の座をかけ「神村vsRENA」

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RENA(左)と神村(右)

  「RISE85」(11月23日・東京ドームシティホール)で行われる初代RISE QUEEN決定戦で対戦するシュートボクシングのRENAと神村エリカが20日、都内で調印式に臨んだ。

 Girls S-cup2009・2010王者のRENAは美人格闘家としてテレビのバラエティー番組に出演するなど、女子格闘技界を引っ張る存在。

  一方の神村も“地上最強の女子高生”の異名を持ち、現在13連勝。今年のGirls S-cupも制し、獲得タイトルも5つを数える。

 かねてから対戦が期待されていた2人は今年4月のSBのリングでエキシビションマッチで対戦。神村がダウンを奪い、エキシビションで勝敗がつかなかったものの、いわば“判定勝ち”。

  以降、RENAは9月のジェシカ・ベネ戦で判定負けを喫するなどいまいち調子に乗れていない。なおかつ今回は神村のホームであるキックルールでの戦いとあって、苦戦は免れない。しかし現在大阪から浅草のシーザージムに単身出稽古中のRENAは「格闘技だけの生活を送らせてもらっています。孤独ですが、この孤独感に打ち勝って、この勝負に勝てると思います」と巻き返しを誓った。

  一方の神村は「女子でも強いという試合をしたい。強い相手にKOで勝ってベルトを獲りたい」と初代女王の座へ意欲を見せた。