柏力尽きる サントスに3−1で決勝進出ならず

ph_sports0200.jpg

撮影・蔦野裕

 サッカーのクラブ世界一を決める「FIFA クラブワールドカップ」で開催国枠で出場し、ベスト4に進出した今年のJリーグ王者・柏レイソルが14日、愛知・豊田スタジアムで行われた準決勝で南米代表のサントスに3−1で敗れ、アジア勢初の決勝進出を逃した。  3失点はいずれも相手の個人技。ネイマールの切り返しと判断力、ボルジェスの突破力、ダニーロの虚を突いた直接FK…。埋めがたい差が如実に示された。  もっとも昇格1年目でJ1を制し、クラブW杯に出場し、2つの勝利を挙げベスト4に進出した柏の健闘には日本中のサポーターが拍手を送ったに違いない。  一方、U-22(22歳以下)日本代表の酒井は後半9分のジョルジワグネルのCKでは183センチの長身を生かして相手DFに競り勝ち、ゴールを決めるなど獲得オファーも受けた名門相手にもひるまず一矢報いた。