キーワードで読むニュース

川内村が初の帰村宣言

 東電福島第1原発事故で、住民の9割以上が避難している福島県川内村の遠藤雄幸村長は31日、住民に村に戻るよう呼びかける「帰村宣言」を出した。除染の遅れなどで予定より約1カ月遅れ。原発事故で避難区域に指定され、役場機能が移転した県内9町村では初めて。4月からの役場や学校の再開を目指す。


シャープとパナが過去最大赤字

 シャープは1日、平成24年3月期の連結業績予想を下方修正した。昨年10月に60億円の黒字を予想していた最終損益は創業以来最悪となる2900億円の大幅赤字に転落する。液晶テレビやパネルの採算悪化が原因。また、パナソニックも24年3月期の連結最終赤字が過去最大になることが同日、明らかになった。


アサーンジ容疑者の上告審

 スウェーデンでの性犯罪容疑で逮捕され、1、2審で同国への移送を言い渡されたウィキリークスの創設者ジュリアン・アサーンジ容疑者に対する上告審が1日、英最高裁で行われた。同容疑者は2010年8月にスウェーデンで女性2人の意思に反し性行為を強要したとしてロンドン警視庁に逮捕された。


震災がれき焼却 都「問題ない」

 東日本大震災で発生した宮城県女川町の震災がれきを受け入れる「東京二十三区清掃一部事務組合」は31日、同町のがれきを都内の清掃工場で試験焼却した結果を公表した。焼却灰などの放射性物質濃度は国の基準値を下回り、東京都内の一般ごみ焼却で出る値の範囲内で問題はなかった。


新党結成後国政復帰ほのめかす

 東京都の石原慎太郎知事が27日、たちあがれ日本の平沼赳夫代表らとともに結成を目指す新党について綱領に関し意見交換したことを認めた。また都知事と党首の両立について「それはダメだ」と否定、「東京も大事だが、東京よりも国家が大事だ」とも述べ、新党結成後の国政復帰をほのめかした。