スーパー・ライヴ 今年も光でアイ・ラヴ・ユー

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 チャリティ・コンサート『Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ』が8日、日本武道館で開催された。毎年、ジョン・レノンの命日である12月8日に、ジョンが日本で唯一コンサートを行った場所である日本武道館を会場にして行われているコンサート。集まった1万2000人は、ジョンの名曲プレーに声援を贈るとともに、光で「アイ・ラヴ・ユー」のメッセージを送りあった。

 ライヴは、THE BAWDIES のROYとLOVE PSYCHEDELICOのNAOKIによる『Dizzy Miss Lizzy』でキックオフ。杏、藤巻亮太、LOVE PHYCHEDELICOらがジョンの名曲を次々とプレー。中盤、斉藤和義が登場し忌野清志郎さんバージョンで『Imagine』を披露すると静けさのなかにも会場のボルテージはマックスに。その後、斉藤とROYによる『I'll Be Back』さらには、宮田和弥による『Across The Universe』、奥田民生と宮田による『Come Together』と人気曲を畳み掛けるようにプレーすると、会場は大盛り上がりだった。

 話題を集めていたショーン・レノンは、父の曲のなかで一番気に入っている『Yer Blues』をプレーした。

 同ライブは、売上金から世界の恵まれない子どもたちへ学校をプレゼントしてきた。過去11回のコンサートで28カ国で117校の学校を建設。今年は、世界の子どもたちの学校建設を支援するのに加えて、会場で販売されるチャリティ・グッズの売上から東日本大震災で両親を失ってしまった子どもたちを支援する